おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

野球Days 『高校野球秋季大会2017・大阪予選4回戦』来年の春へ向けて!

秋晴れのグランドへ



こんにちは、たき子です。

この週末、硬式高校野球秋季大会大阪予選の4回戦が行われました。

息子の高校を応援するため、秋晴れの中、グランドへ。
グランドのある山を車で上ってゆくと、田んぼのには収穫直前の稲が。
遠目にも彼岸花の赤が鮮やかです。



秋ですねー。

グランドに到着すると金木犀が。



ほんと秋ですねー。

季節は確実に秋の気配を濃厚にしていますが、球児たちは熱い闘いを繰り広げてくれるでしょうか。


立ち上がりを攻められる

ひんやりした朝の空気の中、4回戦が始まりました。

1回の表、速球派の相手ピッチャーに三者凡退
その裏、先発を託されたのは息子です。



トップバッターへの初球をいきなり強打され、フェンス直撃で出塁されました。
相手は積極的なバッティングでどんどん打ってきます。

初回1点を失い、どうなることかと思いましたが、その後何とか粘り強く投げ、ランナーは出すものの見方の好守にも助けられ、無失点で回を重ねました。

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やっと訪れたチャンスだが

なんとか凌ぎながら好機を待ちますが、相手ピッチャーの速球になかなか突破口が開けません。

三振と凡打の山を築き、終盤を迎えた8回の表、やっと待望の長打が飛び出しました。

続く打者の放った当たりが右中間を破り、同点のランナーが二塁からホームに突入したのですが、クロスプレーの結果は無情にもアウト

千載一遇のチャンスを逃したその裏、ここまで踏ん張ってきた息子は連打を許し一挙5点を追加されて敗退となってしまいました。




来年にむけ始動

試合の帰り、息子と昼ごはんに寄って帰ったのはスシロー。
いつ以来か覚えていないほど久しぶりの回転寿司です。



疲れてても、悔しくても、泣きたくてもちゃんとお腹はすきます。
たらふく食べて帰り、シャワーを浴びたらちょっと寝るわと布団に倒れこんだ彼は、そのまま夕飯の時間が過ぎても眠り続け、夜遅くなるまで目覚めませんでした。

息子が起きるのを待ちながらチームの母が録って作ってくれたラインのアルバムを見ていると、たくさんの写真を録ってもらったありがたさと、今日の敗戦の悔しさが交錯し泣きたくなります。

選手の涙、マネージャーの涙。

結果的には投打守り全ての点において一歩及ばなかったのですが、あの場面でこうなっていれば、流れをひきよせられれば、もしかしてベスト16に入れていたかもしれないと思わずにはいられない、悔しい敗戦でした。

その思い、その悔しさが来年の春、そして夏大会へとつながり、大きな花を咲かせてくれる事を願わずにはいられません。



休む間もなく翌日にはさっそく春へ向けて練習。
近道はありません。
技術を、体力を、心を、一つ一つ積み重ねていくしかないのです。

「人間も塗り箸と一緒や。塗り重ねてきたものだけが、磨いたと時きれいな模様になって出てくる」

数年前朝ドラ“ちりとてちん”での主人公の祖父の台詞です。
この頃ちょうど度重なるリストラで最悪の状態だった私を支えてくれた言葉でした。

リストラのエピソードはこちら「シングルマザーのテンショク奮闘記⑤」

来年の春、そして夏にはどんな花を咲かせてくれるか、どんな模様を見せてくれるのか、彼らの成長を見守りたいと思います。

2回戦のようすはこちら
3回戦のようすはこちら