おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

電動ママチャリで回るおばちゃん一人旅⑧『都井崎で野生のお馬さん♪』

お馬の楽園

こんにちは、たき子です。

昨日はフェリーの中で電波がアウトで更新できませんでした(^^;

ということは、そう、やっと帰ってきましたよ~♪

なので、残りの数日をまとめて一気にアップしちゃいますね~!

 スポンサーリンク


電チャリ旅も終盤にさしかかってまいりました。

昨日予告した「素敵な体験」とはこれ!



日本で唯一の野生馬の棲息地『都井崎』に行ってきたんです♪

雨の間、地図とニラメッコしてました。
どのルートで宮崎市内へ向かうべきか?

海岸沿いか山越えか。。。悩んでいて目に入ったのが『野生馬』の文字。

えええ~っ!
聞いたことある!!
宮崎にあったんだ~♪(気づくの遅い)

それは一目見なければ!ってことでやって来ました都井崎

探さないといけないのかと思ったら、すぐいました。
あっちにもこっちにも。



ここのお馬さんは、江戸時代に高鍋藩秋月家が軍用馬の目的で生産したのが野生化したものなのだそう。

奈良の若草山みたいな丘にたくさん集まっています。
違うのは鹿ではなく馬ってこと。



糞は鹿よりだいぶ大きいけど(^w^)

性格は奈良の鹿より温厚?です。
鹿せんべいならぬ馬せんべいなんてものはないので、人の食べ物を奪おうとしたりはしません。
だけど人から逃げようともしません。
人なんて気にせず、ひたすら草を食べています。

中には体を地面にこすりつけたり、



イチャイチャしたり。



時々走ったり。



こっちにむかって走ってきたからドキドキした!
ナイスショット撮れたけど~。



あ、仔馬がいた!!



親子かな~?
と思ったら、仔馬が寝始めると離れて行っちゃった。
おいおい。



残された仔馬。
めっちゃ可愛い。。。♥



まだまだ寝てる。



お花畑で眠る仔馬のそばで、たっぷり癒されてまいりました♥

この都井崎からは、晴れていれば屋久島種子島も見えるそうなのですが。。。



良い天気だったのですが、霞んでみえませんでした。
後からニュースで知ったのですが、この日は黄砂が多かったのだそうです。


プリンみたいな飫肥の厚焼き玉子

それから日南で一泊して立ち寄ったのが飫肥(おび)市。

飫肥市は日南の小京都とも呼ばれる城下町で、私がここに来た目的は『厚焼き玉子』です。



厚焼き玉子といっても、甘いお菓子のようなもの。
これを買ったのは「あらたけ」。



店内で少しだけ食べたら美味しくて持ち帰る事に。
冷蔵なら数日持つんだけど半日持ち歩かないといけないのだと言うと凍らせたペットボトルをつけてくださいました。



ありがたい♪

材料は卵、砂糖、みりん、塩。
これを数時間かけてじっくり蒸しあげているそうです。



牛乳の入っていないカッチリしたプリンみたいな感じかな。



ほら、箸で突き刺して持ち上げても崩れない固さなんですよね。


温泉の後は最大の難所

そのあと、北郷温泉へ。



丸新荘』の温泉へ入りました。



温泉カウンター⑫。
入浴料は500円。


 丸新荘のホームページより

ヌルヌルつるつるのお湯で、露天もグッド♥


 丸新荘のホームページより

 温泉でサッパリしたらあとはユックリ。。。といきたいところですが、この後、今回の旅行イチの難所が待ち構えていたのでした。


30キロの山越え

日南から宮崎市内入りするに当たり海ルートと山ルートがあります。

海ルートのほうが若干楽そうなのですが遠回りなので、ナナハンのバッテリーを考えて山ルートを選んだんですよね。

近いと言っても約30㎞。
いよっしゃー!
気合い入れて、どぎゃんとかして宮崎まで行かんといけんばい!!

走る走るひたすら走るたき子とナナハン。
しかし、山深すぎる。。。(TT)



マップで見たらこんな感じ。



ナナハンのバッテリーが尽きないよう、ほぼエコモードで頑張りました~!

やっと下りに差しかかったら気が抜けてナナハンこぎながら居眠りしそうだった(^w^)

この他にも走ってて一番怖かったのがトンネル。

中には側道が極端に狭いトンネルがあってナナハン降りて押したことも。



なんとか宮崎までたどりつきました~!


西都市の古墳群

宮崎市内で1泊した後、まだ1日残ったので西都市まで足を伸ばすことに。

ここにあるのは古墳群
これは鬼の巖古墳↓↓



階段を上ると中へ入れちゃう♪



奥はヒンヤリ。



古墳の後は、またまた温泉。
今度は『さいと温泉』。



入浴料は500円。
鹿児島は300円が多かったけど宮崎の温泉はだいだい500円みたい。



若干ヌルヌルしたお湯。
温泉カウンター⑬です♪

最後の宿は高鍋町の『石川旅館』。



ここの女性がけっさくでね、チェックアウトのときに鍵を返しても何も言わないんですよね。

「あのう、宿代まだ。。。でしたよね?」

とこちらから言っても首をかしげて困った顔をする。

払ってない確信があったので3800円お支払いしましたけど、どうやらホントに記憶にないらしい。
踏み倒せてたと思います、惜しかったわ~(^w^)


海を向く700体の石像

帰る日の朝にはこんな石像見たりした。



高鍋大師

1928~1933年に作られたそうなので、そんなに古いものじゃないんですけどね。
古墳を守るために作ったんだって!



ユニークな石像がいっぱいあったわ。
石像の辺りから見た水田。


途中通りがかったホール。



そういえば、宮崎では口蹄疫のために多くの牛が処分されたんだったわ。



こんな牛小屋もよく見かけたけど、牛の受難の時期があったのよね。


神武天皇の宮崎神社

ついでに宮崎神社へも。



ちょうど平成から令和になったじゃないですか。
ニュースで宮崎神社が出てたんですよ。



宮崎神社って、神武天皇が主祭神らしい。
つまり、日本最初の天皇よね。
かなり由緒正しい神社だってこと。

たき子、由緒正しい不信心者なんですけどね、せっかくならお詣りするか!って完全なるミーハー野郎。



柵があって本殿の近くまでは行けないし、




神事を司る区域が立ち入り禁止になってたりしてなかなかいかめしかった↓↓



個人的にへえ~って思ったのは巨大な菊の御紋。



なかなかの迫力だったわ~♪




最後も温泉

最後の最後はまた温泉。
新富町の『サン・ルピナス』。



入浴料は500円。
琥珀色のお湯で、室内も露天も広々と開放感にあふれています。


 写真はサン・ルピナスのホームページより

室内の湯は温水プールかってほどぬるいのでいつまででも入ってられるんですよね。


 写真はサン・ルピナスのホームページより

一人になれるまで粘ろうかと思ったけど、地元のおばさまが数名いて

「毎日3時間半か4時間はいっとるもんねー」

だと?こりゃアカンわ。

それでも最後だしゆでダコになるぐらいたっぷり浸かってきましたよ~♪
温泉カウンター⑭で打ち止めです!


宮崎フェリーで神戸へ

帰りの船は『宮崎フェリー』。



フェリーは手違いでナナハンの予約が入っていなかったこと。
ナナハンを置いて帰らなきゃいけない?
いえいえ、ちゃんと一緒に乗せてもらえましたよ~。

「さんふらわあ」と違って、「宮崎フェリー」の二等船室は昔ながらの大広間の雑魚寝。

ちゃんと眠っておきたかったから帰りは二等寝台にしました。



快適だったけど、二段ベッドのなんだな。

おばちゃんなんだから下にしてくれればいいのに~、なんて泣き入れたら下の若い女の子が

「かわりましょうか?」

なんて言ってくれました。

もちろん辞退したけど、気さくで親切でしかも美人!
笑顔の素敵な彼女の上の寝台で気持ちよく眠れて神戸に。
そう、大阪着ではないのです。

宮崎から船に乗って神戸につ~いた~♪

大阪までもうひとっ走りして、なんとか無事に帰ってまいりました。

 スポンサーリンク
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

以上、長いこと電チャリ旅日誌にお付き合い下さり誠にありがとうございました~!!

太ももの筋肉痛以外は元気です。
あ、お尻も痛いです(^^;

なお、放置していた家のことや、フライングして休みに突入したため溜まってるであろう仕事を少しは真面目にやんないといけないので、2~3日ブログをお休みさせていただきますね~♪

書ききれなかったことは、番外編でいずれまた(^.^)/~~~


今回の旅日誌のこの他の記事はこちら

①鹿児島行きフェリー乗船
②鹿児島上陸・バッテリーが足りない!?
③桜島ふもとのマストな温泉
④指宿ユースホステルで国際交流
⑤インパクトの強すぎる秘湯
⑥指宿でパワーストーン掴み取り
⑦雨の指宿脱出!宮崎へ