おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

おばちゃん一人旅2017②1日目後編『夕陽の瀬戸大橋~うどん高松』

 おばちゃん一人旅①より続き

瀬戸は日暮れて夕波小波


こんにちは、たき子です。

おばちゃんひとり旅の初日後半です。

佐用町ひまわり畑を後にし、一路高松へ。
ここからまだ、3時間半ほど電車に乗ります。



姫路で乗り換え、相生で乗り換え岡山からマリンライナーへ乗りこんだあたりではもうクタクタ。

お昼ご飯の明石焼きからは、だいぶ時間もたちお腹すいた!

しかも、朝も3時半起きだったので、眠気もピーク。

思考力の停止したまま、座席にもたれてボーッとしていると、いつの間にかそこは海の上。

電車で明石海峡渡るのは初めて。
しかも、そういえば西側座席やん、ここ。



静かな瀬戸内海が傾きかけた太陽の光で照らされ、疲れた体と脳を直撃。
テンションあがってきた~♪

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四国上陸! うどんに舌鼓

夕陽を見て、多少復活!
高松へ到着しました。
この日の昼間に予約した高松センチュリーホテルは駅から徒歩10分。

部屋はツインのシングルユース。
バストイレつきで税込み4000円。


 
汗を流してまずは腹ごしらえ。
高松に来たんだから、何はさておきうどんを食べないと。
でもその前に寄る場所がここ。



荷物を少なくすませる電車旅には洗濯は必須です。

コインランドリーへ洗濯物を放り込んで、ホテルのフロントで教えてもらったうどん屋へ。



うどん市場」。
ホテルの近くでこの時間に開いていた唯一のうどん屋さん。
地元の人は、うどんは基本、昼ごはんとして食べるそうで夜までやってるお店は少ないらしいです。

冷しうどんに温泉卵を乗せ、レンコン天と鶏の唐揚げを注文。510円なり。



うどん、コシ強っ!


地元産ビール片手に明日のプラン

うどん屋を出て、洗濯物を取りに戻る途中、地元のスーパーへ。
地元のスーパーで、地元でしか買えない物を買うのが楽しみなんです♪



スーパー「マルナカ」。
ビールのツマミを買い求め、洗濯物も回収してホテルに戻りました。



洗濯物を干し、今度はゆっくりお風呂に入って、やっとビール❗ 

高松駅のセブンイレブンで買ったさぬきビール350円と、スーパーマルナカで買った地元産たこ入りてんぷら



ぷはー。

うまい!
さぬきビールが五臓六腑に染みわたります。
黒ビール独特の甘い味だけど、くどくありません。

タコのてんぷらもプリプリ。
関東の人は“てんぷら”というと小麦粉の衣の天ぷらをさし、魚の練り物のことは“さつまあげ”だそうですが、西のほうでは、小麦粉の衣の天ぷらも、練り物も同じ「天ぷら」。


さて、明日は?

飲みながら明日のプランを考えます。

私はいつも、ざっくりした旅行プランしかたてていません。
今回、絶対行きたいのは愛媛の下灘駅と道後温泉本館。
これだけじゃ1日で行けてしまうので、ついでに寄り道したり、足を伸ばしてみたり。

はっきりした旅程を持っていないので、宿も直前までとらないんです。
だいたいいつもそんな旅行なのですが、これまで野宿するはめになったことはありません。
息子と2人、また息子の友達と3人でもなんとかなるんだから、一人旅ならなおさらです。
一人くらいどうとでもなるんです。

ほとんどが素泊まりのため、近くに食堂やコンビニのない田舎では、買うタイミングを逃すと、夕飯を食いっぱぐれそうになることは何度かありましたが。

今回持っていったのはこの2冊。



全日本鉄道バス旅行地図帳」と
全国安い宿情報

地図も宿情報もスマホで探さばいいし、実際そうすることも多いのですが、いちいちスマホで検索するより大きい地図を開いていたかったんです。

宿の本は不要だったかもしれません。
数年前より宿の情報数も検索能力もアップしておりスマホだけでも不便を感じることはありませんでした。

四国を、海岸線に沿って時計回りに進みたかったのですが、よくよく地図を見ると、徳島の室戸岬辺りは道路があるだけで電車は走っていないんですね。
時計回りに進むと甲浦で行き止まりになっちゃう。



特に徳島にこだわりはないので、高知までショートカットしようと思います。

高知で泊まる?
どこで?
桂浜
坂本龍馬のファンというわけでもなく、あまりトキメキません。

前から行きたかったのは仁淀川(によどがわ)。
“仁淀ブルー”と呼ばれる、日本一の水質の川があるんです。
ただ、ここも車がないと無理やなあ。

悩みましたが、思いきって足摺岬まで足を延ばしてみることにしました。
足摺岬。四国の最南端です。
高松から足摺岬の最寄り駅中村駅まで8時間51分。最寄り駅といっても、足摺岬まではさらにバスで2時間近くかかる強行軍。

目的は足摺岬の海を見ながら露天温泉につかること。
でも、海の見える露天温泉のあるホテルは、予算オーバー。
他の安宿に泊まってお風呂だけ入りにいくこともできるのですが、温泉入るだけの利用だと1000円ほどかかるし移動も大変そう。

一泊くらい、ちょっとリッチに過ごそう♥
そう決め、ネット予約を。
疲れて、眠くて、酔いも回っていましたが、最後の力をふりしぼって予約をすませ、寝落ちした1日目の夜でした。

  1日目    
青春18切符を使わず特急などに乗って最速で移動した場合の交通費6270円
(青春18切符は1日当たり2370円)

おばちゃん一人旅2017③『高松~吉野川の徳島』へ続く


その他の“おばちゃん一人旅2017”はこちら

①たこ焼きの明石~佐用ひまわり畑
④足摺岬で露天風呂
⑤四万十川に再接近
⑥海に一番近い駅・下灘
⑦憧れの道後温泉本館
⑧一年に2日しか入れない島・津嶋
番外編『四国っておもろ~い!』