おばちゃん一人旅2017⑦4日目前編『憧れの道後温泉本館』
おばちゃん一人旅2017⑥の続き
下灘から松山へ 昨日のまとめ
おばちゃん一人旅4日目に入りました。
でも、その前に昨日、下灘駅で終わっていたので続きを書いておこうと思います。
私自身が、昨日の下灘駅の日没の余韻を楽しみたくて、そのあとにコメントを残すのがはばかれたんです。
昨日の串駅と下灘駅の地図は以下の通り。
昨日は、下灘駅で日没を過ごした後、松山へと向かいました。
泊まったのは松山駅から徒歩1分のビジネスホテル美町。
松山まで来たなら、道後温泉までは目と鼻の先なのですが、昨日の足摺岬では予算オーバーの観光ホテルに泊まったのですから、これ以上もう、そうそう散財はできません。
四畳半の和室にテレビと冷蔵庫付で3200円。
今回泊まった宿の中で最も安く、最も狭い部屋。
でも、部屋は清潔だし、ドアを開けたすぐ横に女性用お風呂はあるし、廊下を3歩歩けば女性用トイレもあるし、寝るだけなのでこれでじゅうぶんです。
もう9時前だったので、コンビニで買ったカップ麺を食べ、安宿でぐっすり眠りました。
3日目の交通費
路線バス(足摺岬→中村)、くろしお鉄道(中村→若井)、JR(若井→北宇和島→串、下灘→松山)を
青春8切符を使わずに移動した場合の交通費
1900+980+3300=6180円
青春18切符で移動した今回の交通費
1900+980+2250=5130円
オオクニヌシノミコトも入った?
由緒正しき道後温泉
さて、ここから4日目です。
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下灘駅と同じくらい、私が今回の旅行で楽しみにしていたのが、かの有名な『道後温泉本館』です。
3000年の歴史を持ち、日本最古の温泉とも言われる道後温泉。
夏目漱石の「坊っちゃん」の湯としても知られていますが、大国主命(オオクニヌシノミコト)や聖徳太子までもが来ていたとは驚きです。
古代?日本書紀?
由緒正しすぎて、もはや実感すらわきませんが(笑)。
道後温泉本館は、明治27年に改築され、改築123年を迎える公衆浴場で、国の重用文化財にも指定されています。
また、宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」の“油屋”のモデルになったと言われていることでも広く知られていますよね。
早朝6時から営業しているそうなので、昨日コンビニで買っておいた朝食を食べるとすぐに、ビジネスホテル美町をチェックアウトしました。
松山駅から路面電車に乗り道後温泉へ。
路面電車は松山市の中心部を抜け、道後温泉へと向かいます。
松山城。
どこに天守閣があるのかと思えば、あんなに山の上なんですね。
大阪では見慣れた「かに道楽」。
松山にもあったんだ!
道後温泉へ到着しました。
道後温泉本館へ向かう途中の商店街入口にある「坊っちゃんからくり時計」と「道後放生園(足湯)」。
商店街を抜けると、道後温泉駅から5分ほどで『道後温泉本館』へ到着しました。
道後温泉本館は、“神の湯”と“霊の湯”があり、公衆浴場としてお湯に入るだけなら神の湯で、料金は410円です。
休憩室で休憩するなら
神の湯2階席 840円
霊の湯2階席 1250円
霊の湯3階個室 1550円
と、ランクによって、料金が変わります。
温泉もだけど、私のお目当ては一番安い神の湯2階席。
グレードの高い霊の湯の2階席や3階席ではなく、大広間で開放感を味わい、行李(つづら?)がズラリと並ぶ様子が見たかったんです。
下駄箱にサンダルを入れ、
神の湯の料金を払って中へ。
まず神の湯2階席に案内されました。
売店で買ったタオルには小さなミカン石鹸もついています。
1セット220円とお手頃価格でお土産にもちょうどいい♪
神の湯2階席の大広間に並べられた行李。
いいわ~!
これが見たかってん。
大きな氷で清涼感を演出しています。
利用には制限時間があるので(1時間)、荷物を置き、さっそく浴衣(料金内で貸出)を持って浴室へ。
神の湯へ降りて行く階段です。
この階段、めちゃくちゃ懐かしい!
火事で焼けた祖父母の家にあった階段が、ちょうどこんな感じでした。
お湯は無色透明の天然温泉で、アルカリ性単純泉の原泉かけ流し。
石造りの浴室には、砥部焼きの陶板画がはめ込まれています。
入っていたのは、ほとんとが地元のおばちゃん達。毎日入りに来るのだそうです。
ミカンの匂いのするミカン石鹸で体を洗い、お湯につかって2階席に戻るとお茶と煎餅を出してくれました。
愛媛といえばミカンやもん。
コーヒー牛乳もフルーツ牛乳もいいけれど、ここはミカンジュースを飲もうっと。
お風呂上がりに浴衣で素足を投げ出して涼む心地よさ。
窓には簾がかけられています。
いい風が入ります。
クーラーがなくてもまったく気になりません。
冬はどうするのか聞いてみると、簾から障子にかわるのだということでした。
私の他には一組しかお客さんもおらず、係りの人に「いい時間に来たね」と言われました。
団体客が入ると、それはもう混雑するのだそうです。
後日、道後温泉本館について、他の人の書いたブログを読んでいたら、朝5時半から並んだとか、6時オープンの3分後には満員になりその後も長蛇の列ができていたとか、すごい人気ぶりが書かれてあります。
何にも知らずにぶらりと寄って入ってきたけど、ラッキーでした。
真夏という時期もあってすいてたのかな?
実は、今日中に大阪へ帰ろうか、どこかでもう1泊しようか決めかねていたのですが、道後温泉本館のこの2階で風に吹かれていたら、これを今回の旅の締めくくりにして帰ろうと心が決まりました。
さて、その通りに道後温泉から大阪へ直帰したのか?
この続きは明日また♪
明日はとうとう、おばちゃん一人旅2017の終点で~す。
【おばちゃん一人旅2017⑧『一年に2日しか入れない島・津嶋』へ続く】
その他の“おばちゃん一人旅2017”はこちら
【①たこ焼きの明石~佐用ひまわり畑】
【②夕陽の瀬戸大橋~うどん高松】
【③高松~吉野川の徳島】
【④足摺岬で露天風呂】
【⑤四万十川に再接近】
【⑥海に一番近い駅・下灘】
【番外編『四国っておもろ~い!』】
下灘から松山へ 昨日のまとめ
おばちゃん一人旅4日目に入りました。
でも、その前に昨日、下灘駅で終わっていたので続きを書いておこうと思います。
私自身が、昨日の下灘駅の日没の余韻を楽しみたくて、そのあとにコメントを残すのがはばかれたんです。
昨日の串駅と下灘駅の地図は以下の通り。
昨日は、下灘駅で日没を過ごした後、松山へと向かいました。
泊まったのは松山駅から徒歩1分のビジネスホテル美町。
松山まで来たなら、道後温泉までは目と鼻の先なのですが、昨日の足摺岬では予算オーバーの観光ホテルに泊まったのですから、これ以上もう、そうそう散財はできません。
四畳半の和室にテレビと冷蔵庫付で3200円。
今回泊まった宿の中で最も安く、最も狭い部屋。
でも、部屋は清潔だし、ドアを開けたすぐ横に女性用お風呂はあるし、廊下を3歩歩けば女性用トイレもあるし、寝るだけなのでこれでじゅうぶんです。
もう9時前だったので、コンビニで買ったカップ麺を食べ、安宿でぐっすり眠りました。
3日目の交通費
路線バス(足摺岬→中村)、くろしお鉄道(中村→若井)、JR(若井→北宇和島→串、下灘→松山)を
青春8切符を使わずに移動した場合の交通費
1900+980+3300=6180円
青春18切符で移動した今回の交通費
1900+980+2250=5130円
オオクニヌシノミコトも入った?
由緒正しき道後温泉
さて、ここから4日目です。
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下灘駅と同じくらい、私が今回の旅行で楽しみにしていたのが、かの有名な『道後温泉本館』です。
3000年の歴史を持ち、日本最古の温泉とも言われる道後温泉。
夏目漱石の「坊っちゃん」の湯としても知られていますが、大国主命(オオクニヌシノミコト)や聖徳太子までもが来ていたとは驚きです。
古代?日本書紀?
由緒正しすぎて、もはや実感すらわきませんが(笑)。
道後温泉本館は、明治27年に改築され、改築123年を迎える公衆浴場で、国の重用文化財にも指定されています。
また、宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」の“油屋”のモデルになったと言われていることでも広く知られていますよね。
早朝6時から営業しているそうなので、昨日コンビニで買っておいた朝食を食べるとすぐに、ビジネスホテル美町をチェックアウトしました。
松山駅から路面電車に乗り道後温泉へ。
路面電車は松山市の中心部を抜け、道後温泉へと向かいます。
松山城。
どこに天守閣があるのかと思えば、あんなに山の上なんですね。
大阪では見慣れた「かに道楽」。
松山にもあったんだ!
道後温泉へ到着しました。
道後温泉本館へ向かう途中の商店街入口にある「坊っちゃんからくり時計」と「道後放生園(足湯)」。
商店街を抜けると、道後温泉駅から5分ほどで『道後温泉本館』へ到着しました。
道後温泉本館は、“神の湯”と“霊の湯”があり、公衆浴場としてお湯に入るだけなら神の湯で、料金は410円です。
休憩室で休憩するなら
神の湯2階席 840円
霊の湯2階席 1250円
霊の湯3階個室 1550円
と、ランクによって、料金が変わります。
温泉もだけど、私のお目当ては一番安い神の湯2階席。
グレードの高い霊の湯の2階席や3階席ではなく、大広間で開放感を味わい、行李(つづら?)がズラリと並ぶ様子が見たかったんです。
下駄箱にサンダルを入れ、
神の湯の料金を払って中へ。
まず神の湯2階席に案内されました。
売店で買ったタオルには小さなミカン石鹸もついています。
1セット220円とお手頃価格でお土産にもちょうどいい♪
神の湯2階席の大広間に並べられた行李。
いいわ~!
これが見たかってん。
大きな氷で清涼感を演出しています。
利用には制限時間があるので(1時間)、荷物を置き、さっそく浴衣(料金内で貸出)を持って浴室へ。
神の湯へ降りて行く階段です。
この階段、めちゃくちゃ懐かしい!
火事で焼けた祖父母の家にあった階段が、ちょうどこんな感じでした。
お湯は無色透明の天然温泉で、アルカリ性単純泉の原泉かけ流し。
石造りの浴室には、砥部焼きの陶板画がはめ込まれています。
入っていたのは、ほとんとが地元のおばちゃん達。毎日入りに来るのだそうです。
ミカンの匂いのするミカン石鹸で体を洗い、お湯につかって2階席に戻るとお茶と煎餅を出してくれました。
愛媛といえばミカンやもん。
コーヒー牛乳もフルーツ牛乳もいいけれど、ここはミカンジュースを飲もうっと。
お風呂上がりに浴衣で素足を投げ出して涼む心地よさ。
窓には簾がかけられています。
いい風が入ります。
クーラーがなくてもまったく気になりません。
冬はどうするのか聞いてみると、簾から障子にかわるのだということでした。
私の他には一組しかお客さんもおらず、係りの人に「いい時間に来たね」と言われました。
団体客が入ると、それはもう混雑するのだそうです。
後日、道後温泉本館について、他の人の書いたブログを読んでいたら、朝5時半から並んだとか、6時オープンの3分後には満員になりその後も長蛇の列ができていたとか、すごい人気ぶりが書かれてあります。
何にも知らずにぶらりと寄って入ってきたけど、ラッキーでした。
真夏という時期もあってすいてたのかな?
実は、今日中に大阪へ帰ろうか、どこかでもう1泊しようか決めかねていたのですが、道後温泉本館のこの2階で風に吹かれていたら、これを今回の旅の締めくくりにして帰ろうと心が決まりました。
さて、その通りに道後温泉から大阪へ直帰したのか?
この続きは明日また♪
明日はとうとう、おばちゃん一人旅2017の終点で~す。
【おばちゃん一人旅2017⑧『一年に2日しか入れない島・津嶋』へ続く】
その他の“おばちゃん一人旅2017”はこちら
【①たこ焼きの明石~佐用ひまわり畑】
【②夕陽の瀬戸大橋~うどん高松】
【③高松~吉野川の徳島】
【④足摺岬で露天風呂】
【⑤四万十川に再接近】
【⑥海に一番近い駅・下灘】
【番外編『四国っておもろ~い!』】