おばちゃん一人旅2017④2日目後編『足摺岬で露天風呂』
おばちゃん一人旅2017③の続き
瀬戸内海から太平洋へ
こんにちは、たき子です。
おばちゃんひとり旅の2日目後編です。
阿波池田を出て高知、窪川、中村と、目的地足摺岬へと向かって電車が快走します。
山ばかりだった車窓からの風景が、

田んぼや畑に変わってきました。
この辺りは収穫が早いのでしょうか。
稲刈りをしている最中の田んぼも多くあります。

さらに進むと、やっと海が見えてきました。
瀬戸内海から太平洋に到着!
窪川からは土佐くろしお鉄道に乗り、中村駅で下車しました。
バスで2時間
四万十川を過ぎ足摺岬へ
足摺岬では一泊朝食付きを予約しています。
お刺身を食べられないので、夕食として出るであろう新鮮な海の幸は、私には猫に小判なんです。
近くで夕飯を食べる場所はないとの事なので、駅でお弁当を買おうと思っていたのですが、あいにくの売り切れ。
かわりに見つけたのが「ぼうしパン」。
テレビで見たことある!
夕飯がわりにぼうしパンを買い、足摺岬へのバスに乗りました。
中村駅からバスで足摺岬まで2時間近くかかります。
車窓から見た四万十川。
バスの窓ガラスが水滴跡で雲っていて、ちょっと見づらいけど。
鮎や青海苔、川の恵み豊かな四万十川。
一度見て見たかったんですよね♥
四万十川を過ぎてしばらくすると海が見えてきました。
「撮影しますか?」
バスの運転手さんが、絶景の場所で停車してくれました♪
都会では考えられないサービスはさすが観光地。
どこで降りたらいいの!?
とまどう子羊
もうそろそろ着くかなと思った頃に
「次は“足摺パシフィックホテル花椿前”。足摺パシフィックホテル花椿へおこしの方はここで…」
のアナウンス。
予約したサイトには、足摺パシフィックホテル花椿の最寄りバス停は『足摺岬センター』とありました。
そこから送迎してもらうことになっていたので、足摺岬センターに着く前のアナウンスは想定外。
今確か、足摺パシフィックホテル
花椿って言った。
降りたほうがいい?
どうする?どうする?
迷っているうちに足摺パシフィックホテル花椿前らしき界隈をバスは通りすぎ…
降りよう‼
次の停留所“大岩”で飛び降りると同時にピロロ、ピロロ。携帯の着信音が。
「足摺岬パシフィックホテルです。お迎えは何時ごろにいたしましょうか?」
ホテルの方が、バスの到着時間を見越して連絡してくれたんです。
「今、大岩で降りました!」
「大岩ですね。大きな岩あります?
家を押しつぶしそうな大きな岩あります?」
家を押しつぶしそうな大きな岩?
ああ、これか。
ホントに、岩がその気になったら一瞬でつぶされそう。
「あります!大きな岩」
「すぐにお迎え行きますねー」
ほどなくホテルからの車が到着して拾ってくれました。
迎えに来てくれたお兄さんが言うには、時刻表のあるバス停は足摺岬くらいで、他は停留所も時刻表もないフリーエリアなのだとか。
好きな所で乗り、好きな所で降ろしてもらうのだそうです。
だから、たとえバス停にいても、手を挙げないと通りすぎるし、バス停でない所でも手を挙げれば停まってくれるんだと話してくれました。
そう言えば、昔、沖縄のバスもそんな感じだったなあ、バス停にいたのに通りすぎていったもんなあ、などと思っているうちにホテルへ到着しました。
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情緒たっぷり
足摺パシフィックホテル花椿
足摺岬に面した「足摺パシフィックホテル花椿」は、海を見ながら入れる露天温泉が売りのホテルです。
一泊朝食(入浴税込み)7710円。
建物は決して新しくはないけど、ホテルの内装などは趣向を凝らして雰囲気のある落ち着いた空間を生み出しています。
エレベーターには椿の花の模様があしらわれています。
階段も踊り場も可愛い。
客室のドアも、ルームキーとお揃いの絵柄が入っています。
部屋はオーシャンビュー。
夕方で雲っていたので、海は写っていませんね。
4人ほど泊まれそうな部屋を独り占め。
年季の入った木の床板。
こういうのがおちつくんですよね。
ホテル案内を見ると、
無料のコーヒーサーバーを用意しているとの事。
一息つきに行くことに。
海をながめながらコーヒータイム。
そのままお風呂の前に宿の周囲の遊歩道を散歩することにしました。
遊歩道を進むと行き止まりが崖。
対岸の崖にうちつける波の荒々しさ。
まるで火曜サスペンス劇場。
散歩から戻り、渡り廊下を通って別館にある大浴場へ。
別館の入口を入ったところです。
ここから先は浴場なので撮影は控えま~す。
お風呂は、無色透明の天然ラドン温泉。
ぬるめのお湯で、のぼせることなくいつまでもお湯に入っていられます。
夕食時間をねらって行ったので人も少なく、海をながめながら露天風呂にぼーっと長い時間つかっていました。
洗濯しぼりの必殺テク
何もしたくないけど最低限の洗濯だけはしないと着るものがありません。
ホテル内にも外にも、コインランドリーはないんですよね。
街中に泊まればその点心配はないのですが、こうした観光ホテルでは、この足摺パシフィックホテル花椿に限らず、まず置いていません。
しかたないので、洗面台で手洗い。
洗うのはまだいいんです。
洗いより大変なのは脱水。
手で絞るには限界があり、絞り方が足りないと朝までに乾きません。
で、思い出したのが、こんな時に便利な「お役立ちテク」。
バスタオルを広げて手で絞った洗濯物を置き、端からクルクル巻きにします。
巻いたらねじります。
デリケートな生地の物は、破れない程度に気を付けてねじって下さいねー。
後は干すだけです。
この方法でかなり早く乾くんですよ♪
旅行2日目を終えて
夕飯は中村駅で買ったぼうしパン。
ぼうしパンは、噛みごたえのある、素朴なメロンパンといった味わい。
吉野川沿いのレストハウス産直で買ったトマト。
「トマトベリー」というネーミング通り、大きさも形も苺みたいなトマト。
甘くて美味しかったです。
今日は、青春18切符以外にも交通費がかかってしまいました。
窪川~中村までの電車代1080円と、中村~足摺岬のバス代1800円。
土佐くろしお鉄道はJRではないことに気づいてなかった私。
普通に同じホームから乗り換えたから、てっきりJRだと思ってて、降りる時初めて気づきました。
後で調べたら、高松から中村までJR「特急しまんと号」というのが出ていて、それに乗れば4時間ジャストでついたらしいです。
各駅停車で8時間51分かかったのと比べれば、半分以下の時間で着くんですね!
でも、実はこの高松~中村までの道中、各駅停車だからこそ見ることができた面白いものがいろいろあったので、速く通りすぎなくて良かったと思っています。
どんな面白いものを見たかというと、それは明日以降書かせてもらいますね♪
2日目
特急しまんと号→路線バスで移動した場合の交通費
5250+1800=7050円
青春18切符→くろしお鉄道→路線バスで移動した今回の交通費
2370+1080+1800=5250円
【おばちゃん一人旅2017⑤『四万十川に再接近』に続く】
その他の“おばちゃん一人旅2017”はこちら
【①たこ焼きの明石~佐用ひまわり畑】
【②夕陽の瀬戸大橋~うどん高松】
【③高松~吉野川の徳島】
【⑥海に一番近い駅・下灘】
【⑦憧れの道後温泉本館】
【⑧一年に2日しか入れない島・津嶋】
【番外編『四国っておもろ~い!』】
瀬戸内海から太平洋へ
こんにちは、たき子です。
おばちゃんひとり旅の2日目後編です。
阿波池田を出て高知、窪川、中村と、目的地足摺岬へと向かって電車が快走します。
山ばかりだった車窓からの風景が、
田んぼや畑に変わってきました。
この辺りは収穫が早いのでしょうか。
稲刈りをしている最中の田んぼも多くあります。
さらに進むと、やっと海が見えてきました。
瀬戸内海から太平洋に到着!
窪川からは土佐くろしお鉄道に乗り、中村駅で下車しました。
バスで2時間
四万十川を過ぎ足摺岬へ
足摺岬では一泊朝食付きを予約しています。
お刺身を食べられないので、夕食として出るであろう新鮮な海の幸は、私には猫に小判なんです。
近くで夕飯を食べる場所はないとの事なので、駅でお弁当を買おうと思っていたのですが、あいにくの売り切れ。
かわりに見つけたのが「ぼうしパン」。
テレビで見たことある!
夕飯がわりにぼうしパンを買い、足摺岬へのバスに乗りました。
中村駅からバスで足摺岬まで2時間近くかかります。
車窓から見た四万十川。
バスの窓ガラスが水滴跡で雲っていて、ちょっと見づらいけど。
鮎や青海苔、川の恵み豊かな四万十川。
一度見て見たかったんですよね♥
四万十川を過ぎてしばらくすると海が見えてきました。
「撮影しますか?」
バスの運転手さんが、絶景の場所で停車してくれました♪
都会では考えられないサービスはさすが観光地。
どこで降りたらいいの!?
とまどう子羊
もうそろそろ着くかなと思った頃に
「次は“足摺パシフィックホテル花椿前”。足摺パシフィックホテル花椿へおこしの方はここで…」
のアナウンス。
予約したサイトには、足摺パシフィックホテル花椿の最寄りバス停は『足摺岬センター』とありました。
そこから送迎してもらうことになっていたので、足摺岬センターに着く前のアナウンスは想定外。
今確か、足摺パシフィックホテル
花椿って言った。
降りたほうがいい?
どうする?どうする?
迷っているうちに足摺パシフィックホテル花椿前らしき界隈をバスは通りすぎ…
降りよう‼
次の停留所“大岩”で飛び降りると同時にピロロ、ピロロ。携帯の着信音が。
「足摺岬パシフィックホテルです。お迎えは何時ごろにいたしましょうか?」
ホテルの方が、バスの到着時間を見越して連絡してくれたんです。
「今、大岩で降りました!」
「大岩ですね。大きな岩あります?
家を押しつぶしそうな大きな岩あります?」
家を押しつぶしそうな大きな岩?
ああ、これか。
ホントに、岩がその気になったら一瞬でつぶされそう。
「あります!大きな岩」
「すぐにお迎え行きますねー」
ほどなくホテルからの車が到着して拾ってくれました。
迎えに来てくれたお兄さんが言うには、時刻表のあるバス停は足摺岬くらいで、他は停留所も時刻表もないフリーエリアなのだとか。
好きな所で乗り、好きな所で降ろしてもらうのだそうです。
だから、たとえバス停にいても、手を挙げないと通りすぎるし、バス停でない所でも手を挙げれば停まってくれるんだと話してくれました。
そう言えば、昔、沖縄のバスもそんな感じだったなあ、バス停にいたのに通りすぎていったもんなあ、などと思っているうちにホテルへ到着しました。
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情緒たっぷり
足摺パシフィックホテル花椿
足摺岬に面した「足摺パシフィックホテル花椿」は、海を見ながら入れる露天温泉が売りのホテルです。
一泊朝食(入浴税込み)7710円。
建物は決して新しくはないけど、ホテルの内装などは趣向を凝らして雰囲気のある落ち着いた空間を生み出しています。
エレベーターには椿の花の模様があしらわれています。
階段も踊り場も可愛い。
客室のドアも、ルームキーとお揃いの絵柄が入っています。
部屋はオーシャンビュー。
夕方で雲っていたので、海は写っていませんね。
4人ほど泊まれそうな部屋を独り占め。
年季の入った木の床板。
こういうのがおちつくんですよね。
ホテル案内を見ると、
無料のコーヒーサーバーを用意しているとの事。
一息つきに行くことに。
海をながめながらコーヒータイム。
そのままお風呂の前に宿の周囲の遊歩道を散歩することにしました。
遊歩道を進むと行き止まりが崖。
対岸の崖にうちつける波の荒々しさ。
まるで火曜サスペンス劇場。
散歩から戻り、渡り廊下を通って別館にある大浴場へ。
別館の入口を入ったところです。
ここから先は浴場なので撮影は控えま~す。
お風呂は、無色透明の天然ラドン温泉。
ぬるめのお湯で、のぼせることなくいつまでもお湯に入っていられます。
夕食時間をねらって行ったので人も少なく、海をながめながら露天風呂にぼーっと長い時間つかっていました。
洗濯しぼりの必殺テク
何もしたくないけど最低限の洗濯だけはしないと着るものがありません。
ホテル内にも外にも、コインランドリーはないんですよね。
街中に泊まればその点心配はないのですが、こうした観光ホテルでは、この足摺パシフィックホテル花椿に限らず、まず置いていません。
しかたないので、洗面台で手洗い。
洗うのはまだいいんです。
洗いより大変なのは脱水。
手で絞るには限界があり、絞り方が足りないと朝までに乾きません。
で、思い出したのが、こんな時に便利な「お役立ちテク」。
バスタオルを広げて手で絞った洗濯物を置き、端からクルクル巻きにします。
巻いたらねじります。
デリケートな生地の物は、破れない程度に気を付けてねじって下さいねー。
後は干すだけです。
この方法でかなり早く乾くんですよ♪
旅行2日目を終えて
夕飯は中村駅で買ったぼうしパン。
ぼうしパンは、噛みごたえのある、素朴なメロンパンといった味わい。
吉野川沿いのレストハウス産直で買ったトマト。
「トマトベリー」というネーミング通り、大きさも形も苺みたいなトマト。
甘くて美味しかったです。
今日は、青春18切符以外にも交通費がかかってしまいました。
窪川~中村までの電車代1080円と、中村~足摺岬のバス代1800円。
土佐くろしお鉄道はJRではないことに気づいてなかった私。
普通に同じホームから乗り換えたから、てっきりJRだと思ってて、降りる時初めて気づきました。
後で調べたら、高松から中村までJR「特急しまんと号」というのが出ていて、それに乗れば4時間ジャストでついたらしいです。
各駅停車で8時間51分かかったのと比べれば、半分以下の時間で着くんですね!
でも、実はこの高松~中村までの道中、各駅停車だからこそ見ることができた面白いものがいろいろあったので、速く通りすぎなくて良かったと思っています。
どんな面白いものを見たかというと、それは明日以降書かせてもらいますね♪
2日目
特急しまんと号→路線バスで移動した場合の交通費
5250+1800=7050円
青春18切符→くろしお鉄道→路線バスで移動した今回の交通費
2370+1080+1800=5250円
【おばちゃん一人旅2017⑤『四万十川に再接近』に続く】
その他の“おばちゃん一人旅2017”はこちら
【①たこ焼きの明石~佐用ひまわり畑】
【②夕陽の瀬戸大橋~うどん高松】
【③高松~吉野川の徳島】
【⑥海に一番近い駅・下灘】
【⑦憧れの道後温泉本館】
【⑧一年に2日しか入れない島・津嶋】
【番外編『四国っておもろ~い!』】