おばちゃん一人旅2017⑥3日目後編『海に一番近い駅・下灘』
おばちゃん一人旅2017⑤の続き
こんにちは、たき子です。
おばちゃん一人旅3日目の後編です♥
下灘駅で降りる? それとも
北宇和島駅から22個目の駅が下灘です。
到着予定は17時50分。
17時50分に下車すると、次の電車は19時33分。
下灘駅での滞在時間が1時間43分ほどあります。
しかも、狙ったわけじゃないけど、ちょうど夕陽タイム。
なおさら人たくさんいるかもしれません。
人気のない駅でぼーっとしていられるのならそれもアリだけど、ざわざわしているところで長時間待つのはしんどいかもなあ。
駅の回りには何もなさそうだし。
そんなことを考えながら電車の窓から海を眺めていると、麦わら帽子を被ったお姉さんが海側の座席を広く陣取り、テレビカメラをのような物を抱えたお兄さんが一言も乗客に声をかけることもなしに撮影を始めました。
電車で居眠りをする女子という体で撮ってるみたい。
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何の撮影か知らんけど、はっきり言って迷惑なんですよね。
撮影の回りは皆遠慮して席を空けてる感じで。
私もそっちに座って海を撮りたいのに。
その一行も下灘駅に行くような気がして、よけいに下灘駅で長時間過ごしたくなくなってきました。
そうだ!
思い付いてマップを開き、下灘駅の手前の「串駅」をチェック。
串駅から下灘駅まで2.7km、徒歩34分とでてきました。
歩けなくはない距離です。
降りよう、串駅で。
串駅で一人降り立ち、下灘駅へ向かうワンマンカーを見送りました。
串駅から歩いて下灘駅へ
串駅は、海までの距離でいくと、下灘駅とさほど変わらないように思います。
ただ、駅のホームの前に木が生い茂っている分、見通しが悪く、誰にも見向かれもしないんでしょうね。
串駅を降りた辺りから見おろした海。
今朝見てきた足摺岬の、太平洋に面した荒々しい崖と海とはうってかわって静かな伊予灘の海。
台風が近づいているとは思えません。
“夕やけこやけライン(378号線)”まで降りていき、商店が開いていれば寄ってみようかと少し戻りましたが閉まっていました。
景気付けに自販機で買ったビール(発泡酒だけど)を片手に、夕陽に照らされた海を見ながら下灘へと歩き始めました。
車が通るだけで、歩いている人なんて誰もいない海岸通りを一人歩く気持ちよさ。
この道をまっすぐ行けば下灘へ着くはずです。
下灘駅到着!
30分ほど歩くと、駅に近づいてきた感が。
案内がでてきました。
あと、500m!
踏切を渡り、駅への坂道を登ります。
坂の途中で振り向くと、そこは伊予灘の海。
かなり陽が傾いてきました。
下灘駅についた~!
駅舎があるとは思いませんでした。
駅の前にはちゃっかりカフェの車。
駅舎の中はこんなロケ年表が。
年表の一番最初には、小林旭と浅丘ルリ子の映画渡り鳥シリーズのロケが行われたと書いてあります。
そんな昔からこの駅がロケに使われていたとは。
駅舎の外にはユニークなベンチが。
「ラブラブベンチ」
ベンチの中心に向かって傾いているので、離れてすわってもくっついてしまうという事らしい。
端に座ろうとしても、確かに滑って真ん中よりになってしまいます。
覚悟はしていたけど、予想以上の人の数。
ざっとみて50人ほどいるみたいです。
さっきの撮影隊もやっぱり来ていました。
ホームと海の間には、線路も大きな道(夕やけこやけライン)もあるのですが、ここに立つと海に飛び込めそうなほど近くに感じます。
ちょっとここからは、言葉がいらないかな。
まさに太陽が沈みかけるその時、近づいてきたのは臨時列車。
提灯をぶら下げお祭り騒ぎ。
まるで線路を走る屋形船。
明らかに一杯、いや、二杯三杯ひっかけているのであろう、やたらとテンションの高い若者の一群を乗せた電車は、しばし停車した後去って行きました。
臨時列車が去った後のホーム。
もうすぐ松山行きの電車がやってきます。
ベンチに座ってサンセットを惜しむ人達。
私もベンチに座って下灘の海に別れを告げました。
【おばちゃん一人旅2017⑦『憧れの道後温泉本館』へ続く】
その他の“おばちゃん一人旅2017”はこちら
【①たこ焼きの明石~佐用ひまわり畑】
【②夕陽の瀬戸大橋~うどん高松】
【③高松~吉野川の徳島】
【④足摺岬で露天風呂】
【⑤四万十川に再接近】
【⑧一年に2日しか入れない島・津嶋】
【番外編『四国っておもろ~い!』】
こんにちは、たき子です。
おばちゃん一人旅3日目の後編です♥
下灘駅で降りる? それとも
北宇和島駅から22個目の駅が下灘です。
到着予定は17時50分。
17時50分に下車すると、次の電車は19時33分。
下灘駅での滞在時間が1時間43分ほどあります。
しかも、狙ったわけじゃないけど、ちょうど夕陽タイム。
なおさら人たくさんいるかもしれません。
人気のない駅でぼーっとしていられるのならそれもアリだけど、ざわざわしているところで長時間待つのはしんどいかもなあ。
駅の回りには何もなさそうだし。
そんなことを考えながら電車の窓から海を眺めていると、麦わら帽子を被ったお姉さんが海側の座席を広く陣取り、テレビカメラをのような物を抱えたお兄さんが一言も乗客に声をかけることもなしに撮影を始めました。
電車で居眠りをする女子という体で撮ってるみたい。
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何の撮影か知らんけど、はっきり言って迷惑なんですよね。
撮影の回りは皆遠慮して席を空けてる感じで。
私もそっちに座って海を撮りたいのに。
その一行も下灘駅に行くような気がして、よけいに下灘駅で長時間過ごしたくなくなってきました。
そうだ!
思い付いてマップを開き、下灘駅の手前の「串駅」をチェック。
串駅から下灘駅まで2.7km、徒歩34分とでてきました。
歩けなくはない距離です。
降りよう、串駅で。
串駅で一人降り立ち、下灘駅へ向かうワンマンカーを見送りました。
串駅から歩いて下灘駅へ
串駅は、海までの距離でいくと、下灘駅とさほど変わらないように思います。
ただ、駅のホームの前に木が生い茂っている分、見通しが悪く、誰にも見向かれもしないんでしょうね。
串駅を降りた辺りから見おろした海。
今朝見てきた足摺岬の、太平洋に面した荒々しい崖と海とはうってかわって静かな伊予灘の海。
台風が近づいているとは思えません。
“夕やけこやけライン(378号線)”まで降りていき、商店が開いていれば寄ってみようかと少し戻りましたが閉まっていました。
景気付けに自販機で買ったビール(発泡酒だけど)を片手に、夕陽に照らされた海を見ながら下灘へと歩き始めました。
車が通るだけで、歩いている人なんて誰もいない海岸通りを一人歩く気持ちよさ。
この道をまっすぐ行けば下灘へ着くはずです。
下灘駅到着!
30分ほど歩くと、駅に近づいてきた感が。
案内がでてきました。
あと、500m!
踏切を渡り、駅への坂道を登ります。
坂の途中で振り向くと、そこは伊予灘の海。
かなり陽が傾いてきました。
下灘駅についた~!
駅舎があるとは思いませんでした。
駅の前にはちゃっかりカフェの車。
駅舎の中はこんなロケ年表が。
年表の一番最初には、小林旭と浅丘ルリ子の映画渡り鳥シリーズのロケが行われたと書いてあります。
そんな昔からこの駅がロケに使われていたとは。
駅舎の外にはユニークなベンチが。
「ラブラブベンチ」
ベンチの中心に向かって傾いているので、離れてすわってもくっついてしまうという事らしい。
端に座ろうとしても、確かに滑って真ん中よりになってしまいます。
覚悟はしていたけど、予想以上の人の数。
ざっとみて50人ほどいるみたいです。
さっきの撮影隊もやっぱり来ていました。
ホームと海の間には、線路も大きな道(夕やけこやけライン)もあるのですが、ここに立つと海に飛び込めそうなほど近くに感じます。
ちょっとここからは、言葉がいらないかな。
まさに太陽が沈みかけるその時、近づいてきたのは臨時列車。
提灯をぶら下げお祭り騒ぎ。
まるで線路を走る屋形船。
明らかに一杯、いや、二杯三杯ひっかけているのであろう、やたらとテンションの高い若者の一群を乗せた電車は、しばし停車した後去って行きました。
臨時列車が去った後のホーム。
もうすぐ松山行きの電車がやってきます。
ベンチに座ってサンセットを惜しむ人達。
私もベンチに座って下灘の海に別れを告げました。
【おばちゃん一人旅2017⑦『憧れの道後温泉本館』へ続く】
その他の“おばちゃん一人旅2017”はこちら
【①たこ焼きの明石~佐用ひまわり畑】
【②夕陽の瀬戸大橋~うどん高松】
【③高松~吉野川の徳島】
【④足摺岬で露天風呂】
【⑤四万十川に再接近】
【⑧一年に2日しか入れない島・津嶋】
【番外編『四国っておもろ~い!』】