おばちゃん一人旅2017⑧4日目後編『一年に2日しか入れない島・津嶋』
おばちゃん一人旅2017⑦の続き
こんにちは、たき子です。
おばちゃん一人旅の4日目後編です。
松山駅であわや迷子に
大阪に帰ることにした私は、道後温泉を後にして再び松山駅へ戻りました。
松山から観音寺、児島、岡山と乗り継ぎ、少し戻って笠岡駅で途中下車し、シャコ丼を食べてから大阪に帰る、という構想で松山駅へ到着したのは発車10分ほど前。
各駅での乗り換え時間は少なく、昼食を買う時間はなさそうなので、松山駅でパンを買いホームへ向かいます。
松山駅構内のマーメードベーカリーで買った「伊予柑とはちみつの蒸しケーキ」。
伊予柑の果汁が癒し効果満点の蒸しケーキなのですが、これを買ってたから?ちょっと慌てることになってしまいました。
発車まで5分。
余裕はないけど、それほど広くない松山駅。
改札をくぐり、急ぎ足で案内板が指し示す3番ホームへ行きましたが、観音寺行き予讃線が見当たらず、駅員さんも見当たりません。
間違った?
それともホームが変更にでもなった?
ヤバイ!電車がでてまう!
迷っている時間も調べてる時間もありません。
一本乗りそびれると次へはいつになることやら。
もう、これだから田舎は嫌なんよ~(汗)
ダダッと階段を駆け登り、駆け降り改札へ戻ります。
改札の若い女性に聞くと、やはり今行ってきた3番ホームであってるとのこと。
「でも、もう出発しますよ~」
のんびり答える駅員さんの声を背中に
「どもっ!(わかってるわい!だから急いでんねん)」
と応え再び階段ダッシュ。
3番線に戻り、人気のないホームを走ると、階段に隠れたホームの端に予讃線電車が停車していました。
間にあったー!
カンベンしてよ、わかりにくいねん。
道後温泉でサッパリした体はすでに汗だく。
でも、とりあえず乗れたからいいか。
予讃線に乗り松山から約3時間で観音寺。
そこから瀬戸大橋を越えた岡山・児島駅行きに乗り換えました。
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幻の駅『津島ノ宮駅』
車内で伊予柑蒸しケーキを食べただけだけど、笠岡でシャコ丼をガッツリ食べるからお腹すかせておこうと思いながら海側に席をとり、外の景色を眺めていると、観音寺の駅を5つほど越えた辺りの「津島ノ宮駅」で、何やら大勢の駅員さんに並んで電車を出迎えられたではありませんか。
何事?
発車間際に急いで撮影。
どうやら「津嶋神社」の夏祭りらしい?
出店もたくさん出ているようです。
それにしても、あの小さな駅に
多すぎる数の駅員さん。
ただの田舎の夏祭りにしては
ものものしすぎへん?
腑に落ちないまま、児島行きの電車内で「津島ノ宮駅」をググると、
“津島ノ宮駅は、香川県三宝市にあるJR四国予讃線の駅で臨時駅である”
臨時駅? 何それ。
今の駅が臨時駅って。
“毎年8月4日と5日の2日間、津嶋神社の夏季大祭の日にしか営業しない、日本で一番営業日が少ない幻の駅である”
えーっ!? あの駅が幻の駅?
8月4日って今日やん!
さらに、津島ノ宮駅沖にある小島には津嶋神社の本殿があり、2日間だけ橋が架けられ島へ渡ることができるのだそうです。
そういえば、島に橋が架かってた。
さらに、さらに、4日には花火が打ち上げられるとの情報まで。
行ってみる?とっさの決断
行ってみる?
戻る?
でも、戻れる電車がくるのかな。
急いで乗り換え案内を検索。
どうしよう。
ここで戻って花火を見ると、
今日中に大阪に帰るのは無理。
“一年に2日間だけの駅と祭り”
“2日間だけ架けられる橋”
“海に打ち上げられる花火”
どうせ息子が合宿から帰ってくるのは明日です。
今日中に絶対帰らないといけない理由はありません。
心が決まった瞬間、ちょうど津島ノ宮駅から2駅過ぎた多度津駅に着き、旅行鞄を抱えて飛び降りました。
津嶋神社の大祭
ほどなく来た下り電車に乗り津島ノ宮駅へ。
駅から出ると参道は屋台で賑わっています。
まずはお参りを。
あれ?
ひょっとすると、私これが今年の初詣かも。
駅側から見た津島。
島へ渡る料金は200円。
地元の中高校生らしき男の子達が手伝っていました。
2日間限定の『しあわせ橋』
“つしま橋”。
別名「しあわせ橋」ともいわれているそうで、この橋を渡る子供達・恋人達・ご夫妻には幸せか訪れるとされているそうです。
子供、恋人、夫婦限定ってそんなあ。
当方、子供でも恋人連れでもご夫妻でもない一人ぼっちのおばちゃんです。
まあええわ。
神さんはそんなケチ臭いこと言わんやろ。
私にも幸せのお裾分けがあるかも
しれへんし♥
2日間だけ架けられるという、約700枚、245メートルの渡り橋。
子どもの守り神のため、小さい子ども連れが大半です。
島に近づいてきました。
島に上陸
花火まで時間があるのでゆ~っくり歩いて島に到着。
階段の横にはたくさんのベビーカーが置かれています。
私も、ベビーカーの横に旅行鞄を並べて階段を上がりました。
ご祈祷中の本殿。
本殿の裏側。
この小さい本殿が建っているスペースしかない、本当に小さな島です。
本殿の回りは磯。
瀬戸内海に浮かぶ島々が旅情をそそります。
この場所でしばし腰をおろしていたのですが、時間はまだ4時半ごろ。
陽が暮れるまではまだかなり間があり、花火まではさらに時間が。
太陽を遮る場所もなく、たまらず陸のほうへ戻りました。
島側から見た陸と神社。
花火を待たず帰るか否か
2、3時間つぶせる場所はないものかと駅の周囲を散策してみたものの、わずかな民家の他には予想通り店も何もありません。
時間もですが、もう一つ気になっていたのが、どこで花火をみるかということでした。
橋の上?
いやいや、ライトアップされた橋と花火を見るには陸にいたほうがいいのかも。
海を見ながらダベっている地元の女子高生3人組に聞いてみましたが、「えー、今日花火あるのー?」という反応の薄さです。
花火、そんなにメインイベントでもない?
駅に詰めている大勢の駅員さんの一人にも聞いてみたところ、
「花火?たいしたことないよ」
との返答が。
えーっ、そうなん?
「8時から9時頃まで、時々ポーンとあがって、
忘れた頃にまたポーンとあがって。期待してたらがっかりするよー」
と、申し訳なさそうに答えてくださいました。
ここで私は迷いました!
今電車に乗れば今日中に大阪に帰れる。
でもせっかくの花火が。
でもでも、期待したらがっかりするよ
って言ってたやん。
どうしよう~。
そんな時に、間髪おかず列車がやってくるんですよね。
もうちょっと考えさせてほしいのに。
あー、もう、どうしよう。
乗るか、残るか!?
と、次の瞬間、閉まりかけたドアを制し、反射的に列車に飛び乗っていました。
この駅に来るときに勢いで列車を降りたのと同じく、今度は勢いで帰る列車に乗ったわけです。
大がかりな花火でなくても、いえ、大がかりじゃないからこそ、ライトアップされた橋と島の上に浮かぶ花火はさぞ美しかっただろうと思います。
やっぱり見れば良かったかな。
惜しかったかな。
でも、暑くて、疲れて、もう体力の限界でした。
1時間位なら待てるけど、屋外でひとり3時間は無理。
気分は教祖様
岡山駅の斬新なカフェ
そして列車は瀬戸大橋を渡り本州へ。
シャコ丼は食べそびれたけど、何か食べて帰ろうと岡山で下車。
岡山で入ったのは駅地下の「chno-ma」という和を基本とした創作料理カフェ。
外から見える店内の様子がとても斬新だったので、好奇心がうずいて入ってみました。
店内には、“ベッド席”とよばれる一角があり、白いシーツで覆われた上に、ちゃぶ台の上だけのような丸い板が直接置かれています。
しかも座席(ベッド)は腰ほどの高さで、踏み台もなく、靴を脱いではい上らないと座れないんです。
ベッド席にいるのは、全員が20~30代とおぼしき女性グループ。
おばちゃん一人で一瞬気後れしそうになりましたが、ご飯食べるのに遠慮なんてしなくていい!
ずうずうしくはい上がり、ベッド席につきました。
玄米五穀ごはん豚汁、香の物に、小鉢4品選択の“デリごはん”1490円を注文し、運ばれてくるのを待ちます。
テーブルが床とフラットなもので、座るスタイルとしてはあぐらがベター。
皆、あぐらをかいたり横座りしたり。
スカートの女性のための膝かけもあります。
だから店名が「chno-ma」茶の間なんですね。
実際の茶の間のちゃぶ台はここまで低くないけどね(笑)。
きたきた!
生一番搾りと共にいただきま~す。
五穀玄米ごはん美味しい♪
おかずも皆美味しい。
そして、ビール!!
面白い店で美味しい料理で満足。
しかし…
白いシーツに白いクッションに白いひざかけ。
その白いシーツの上に直置きされた丸テーブル。
これを前にあぐらをかいてご飯を食べる姿は、多分どこぞの教祖様のように見えるのでは?
そう思うと、込み上げる笑いをこらえながら、三たび電車に揺られ大阪へ帰って行ったワタクシなのでした。
4日目の交通費
路面電車(松山駅→道後温泉)往復、JR(松山駅→多度津、多度津→津島ノ宮、津島ノ宮→岡山、岡山→京橋)を
青春18切符を使わずに移動した場合の交通費
320+13550=13870円
青春18切符で移動した今回の交通費
320+2250=2570円
4日間の交通費まとめ
青春18切符を使わずに移動した場合
33370円
青春18切符で移動した今回の交通費
15320円
以上、4日間計8回に渡り、おばちゃん一人旅2017におつきあい下さって本当にありがとうございました!
明日は旅の番外編をお届けしま~す♪
【番外編『四国っておもろ~い!』はこちら】
その他の“おばちゃん一人旅2017”はこちら
【①たこ焼きの明石~佐用ひまわり畑】
【②夕陽の瀬戸大橋~うどん高松】
【③高松~吉野川の徳島】
【④足摺岬で露天風呂】
【⑤四万十川に再接近】
【⑥海に一番近い駅・下灘】
【⑦憧れの道後温泉本館】
こんにちは、たき子です。
おばちゃん一人旅の4日目後編です。
松山駅であわや迷子に
大阪に帰ることにした私は、道後温泉を後にして再び松山駅へ戻りました。
松山から観音寺、児島、岡山と乗り継ぎ、少し戻って笠岡駅で途中下車し、シャコ丼を食べてから大阪に帰る、という構想で松山駅へ到着したのは発車10分ほど前。
各駅での乗り換え時間は少なく、昼食を買う時間はなさそうなので、松山駅でパンを買いホームへ向かいます。
松山駅構内のマーメードベーカリーで買った「伊予柑とはちみつの蒸しケーキ」。
伊予柑の果汁が癒し効果満点の蒸しケーキなのですが、これを買ってたから?ちょっと慌てることになってしまいました。
発車まで5分。
余裕はないけど、それほど広くない松山駅。
改札をくぐり、急ぎ足で案内板が指し示す3番ホームへ行きましたが、観音寺行き予讃線が見当たらず、駅員さんも見当たりません。
間違った?
それともホームが変更にでもなった?
ヤバイ!電車がでてまう!
迷っている時間も調べてる時間もありません。
一本乗りそびれると次へはいつになることやら。
もう、これだから田舎は嫌なんよ~(汗)
ダダッと階段を駆け登り、駆け降り改札へ戻ります。
改札の若い女性に聞くと、やはり今行ってきた3番ホームであってるとのこと。
「でも、もう出発しますよ~」
のんびり答える駅員さんの声を背中に
「どもっ!(わかってるわい!だから急いでんねん)」
と応え再び階段ダッシュ。
3番線に戻り、人気のないホームを走ると、階段に隠れたホームの端に予讃線電車が停車していました。
間にあったー!
カンベンしてよ、わかりにくいねん。
道後温泉でサッパリした体はすでに汗だく。
でも、とりあえず乗れたからいいか。
予讃線に乗り松山から約3時間で観音寺。
そこから瀬戸大橋を越えた岡山・児島駅行きに乗り換えました。
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幻の駅『津島ノ宮駅』
車内で伊予柑蒸しケーキを食べただけだけど、笠岡でシャコ丼をガッツリ食べるからお腹すかせておこうと思いながら海側に席をとり、外の景色を眺めていると、観音寺の駅を5つほど越えた辺りの「津島ノ宮駅」で、何やら大勢の駅員さんに並んで電車を出迎えられたではありませんか。
何事?
発車間際に急いで撮影。
どうやら「津嶋神社」の夏祭りらしい?
出店もたくさん出ているようです。
それにしても、あの小さな駅に
多すぎる数の駅員さん。
ただの田舎の夏祭りにしては
ものものしすぎへん?
腑に落ちないまま、児島行きの電車内で「津島ノ宮駅」をググると、
“津島ノ宮駅は、香川県三宝市にあるJR四国予讃線の駅で臨時駅である”
臨時駅? 何それ。
今の駅が臨時駅って。
“毎年8月4日と5日の2日間、津嶋神社の夏季大祭の日にしか営業しない、日本で一番営業日が少ない幻の駅である”
えーっ!? あの駅が幻の駅?
8月4日って今日やん!
さらに、津島ノ宮駅沖にある小島には津嶋神社の本殿があり、2日間だけ橋が架けられ島へ渡ることができるのだそうです。
そういえば、島に橋が架かってた。
さらに、さらに、4日には花火が打ち上げられるとの情報まで。
行ってみる?とっさの決断
行ってみる?
戻る?
でも、戻れる電車がくるのかな。
急いで乗り換え案内を検索。
どうしよう。
ここで戻って花火を見ると、
今日中に大阪に帰るのは無理。
“一年に2日間だけの駅と祭り”
“2日間だけ架けられる橋”
“海に打ち上げられる花火”
どうせ息子が合宿から帰ってくるのは明日です。
今日中に絶対帰らないといけない理由はありません。
心が決まった瞬間、ちょうど津島ノ宮駅から2駅過ぎた多度津駅に着き、旅行鞄を抱えて飛び降りました。
津嶋神社の大祭
ほどなく来た下り電車に乗り津島ノ宮駅へ。
駅から出ると参道は屋台で賑わっています。
まずはお参りを。
あれ?
ひょっとすると、私これが今年の初詣かも。
駅側から見た津島。
島へ渡る料金は200円。
地元の中高校生らしき男の子達が手伝っていました。
2日間限定の『しあわせ橋』
“つしま橋”。
別名「しあわせ橋」ともいわれているそうで、この橋を渡る子供達・恋人達・ご夫妻には幸せか訪れるとされているそうです。
子供、恋人、夫婦限定ってそんなあ。
当方、子供でも恋人連れでもご夫妻でもない一人ぼっちのおばちゃんです。
まあええわ。
神さんはそんなケチ臭いこと言わんやろ。
私にも幸せのお裾分けがあるかも
しれへんし♥
2日間だけ架けられるという、約700枚、245メートルの渡り橋。
子どもの守り神のため、小さい子ども連れが大半です。
島に近づいてきました。
島に上陸
花火まで時間があるのでゆ~っくり歩いて島に到着。
階段の横にはたくさんのベビーカーが置かれています。
私も、ベビーカーの横に旅行鞄を並べて階段を上がりました。
ご祈祷中の本殿。
本殿の裏側。
この小さい本殿が建っているスペースしかない、本当に小さな島です。
本殿の回りは磯。
瀬戸内海に浮かぶ島々が旅情をそそります。
この場所でしばし腰をおろしていたのですが、時間はまだ4時半ごろ。
陽が暮れるまではまだかなり間があり、花火まではさらに時間が。
太陽を遮る場所もなく、たまらず陸のほうへ戻りました。
島側から見た陸と神社。
花火を待たず帰るか否か
2、3時間つぶせる場所はないものかと駅の周囲を散策してみたものの、わずかな民家の他には予想通り店も何もありません。
時間もですが、もう一つ気になっていたのが、どこで花火をみるかということでした。
橋の上?
いやいや、ライトアップされた橋と花火を見るには陸にいたほうがいいのかも。
海を見ながらダベっている地元の女子高生3人組に聞いてみましたが、「えー、今日花火あるのー?」という反応の薄さです。
花火、そんなにメインイベントでもない?
駅に詰めている大勢の駅員さんの一人にも聞いてみたところ、
「花火?たいしたことないよ」
との返答が。
えーっ、そうなん?
「8時から9時頃まで、時々ポーンとあがって、
忘れた頃にまたポーンとあがって。期待してたらがっかりするよー」
と、申し訳なさそうに答えてくださいました。
ここで私は迷いました!
今電車に乗れば今日中に大阪に帰れる。
でもせっかくの花火が。
でもでも、期待したらがっかりするよ
って言ってたやん。
どうしよう~。
そんな時に、間髪おかず列車がやってくるんですよね。
もうちょっと考えさせてほしいのに。
あー、もう、どうしよう。
乗るか、残るか!?
と、次の瞬間、閉まりかけたドアを制し、反射的に列車に飛び乗っていました。
この駅に来るときに勢いで列車を降りたのと同じく、今度は勢いで帰る列車に乗ったわけです。
大がかりな花火でなくても、いえ、大がかりじゃないからこそ、ライトアップされた橋と島の上に浮かぶ花火はさぞ美しかっただろうと思います。
やっぱり見れば良かったかな。
惜しかったかな。
でも、暑くて、疲れて、もう体力の限界でした。
1時間位なら待てるけど、屋外でひとり3時間は無理。
気分は教祖様
岡山駅の斬新なカフェ
そして列車は瀬戸大橋を渡り本州へ。
シャコ丼は食べそびれたけど、何か食べて帰ろうと岡山で下車。
岡山で入ったのは駅地下の「chno-ma」という和を基本とした創作料理カフェ。
外から見える店内の様子がとても斬新だったので、好奇心がうずいて入ってみました。
店内には、“ベッド席”とよばれる一角があり、白いシーツで覆われた上に、ちゃぶ台の上だけのような丸い板が直接置かれています。
しかも座席(ベッド)は腰ほどの高さで、踏み台もなく、靴を脱いではい上らないと座れないんです。
ベッド席にいるのは、全員が20~30代とおぼしき女性グループ。
おばちゃん一人で一瞬気後れしそうになりましたが、ご飯食べるのに遠慮なんてしなくていい!
ずうずうしくはい上がり、ベッド席につきました。
玄米五穀ごはん豚汁、香の物に、小鉢4品選択の“デリごはん”1490円を注文し、運ばれてくるのを待ちます。
テーブルが床とフラットなもので、座るスタイルとしてはあぐらがベター。
皆、あぐらをかいたり横座りしたり。
スカートの女性のための膝かけもあります。
だから店名が「chno-ma」茶の間なんですね。
実際の茶の間のちゃぶ台はここまで低くないけどね(笑)。
きたきた!
生一番搾りと共にいただきま~す。
五穀玄米ごはん美味しい♪
おかずも皆美味しい。
そして、ビール!!
面白い店で美味しい料理で満足。
しかし…
白いシーツに白いクッションに白いひざかけ。
その白いシーツの上に直置きされた丸テーブル。
これを前にあぐらをかいてご飯を食べる姿は、多分どこぞの教祖様のように見えるのでは?
そう思うと、込み上げる笑いをこらえながら、三たび電車に揺られ大阪へ帰って行ったワタクシなのでした。
4日目の交通費
路面電車(松山駅→道後温泉)往復、JR(松山駅→多度津、多度津→津島ノ宮、津島ノ宮→岡山、岡山→京橋)を
青春18切符を使わずに移動した場合の交通費
320+13550=13870円
青春18切符で移動した今回の交通費
320+2250=2570円
4日間の交通費まとめ
青春18切符を使わずに移動した場合
33370円
青春18切符で移動した今回の交通費
15320円
以上、4日間計8回に渡り、おばちゃん一人旅2017におつきあい下さって本当にありがとうございました!
明日は旅の番外編をお届けしま~す♪
【番外編『四国っておもろ~い!』はこちら】
その他の“おばちゃん一人旅2017”はこちら
【①たこ焼きの明石~佐用ひまわり畑】
【②夕陽の瀬戸大橋~うどん高松】
【③高松~吉野川の徳島】
【④足摺岬で露天風呂】
【⑤四万十川に再接近】
【⑥海に一番近い駅・下灘】
【⑦憧れの道後温泉本館】