小学生連れ『行き当たりばったりの旅日誌』しまなみ海道編⑥広島の海
小学生連れ『行き当たりばったりの旅日誌』しまなみ海道編⑤の続き
最後はやっぱり、海
こんにちは、たき子です。
私と息子と息子の友達K君による、しまなみ海道の旅、最終日5日目の後半です。
原爆ドーム、平和記念公園を後にし、最後に向かったのは海でした。
前日、子ども達に
「最後にどこに寄りたい?」
と聞くと、声を揃えて
「海!!」
はいはい、海で遊びたいよね。
やっぱりそうよね。
というわけで、今回の旅行中4回目の海水浴へ。
帰り道に行きやすい海水浴場を探し、JR呉線の“水尻駅”近くの『坂ビーチ』へ。
呉線は単線で、電車のドアが手動式なことに子ども達は興味津々。
シュパーッと開いてシュパーッと閉まるドアしか知らないものね~。
本当に海に近い下尻駅
坂ビーチは広島市内から一番近い海水浴場です。
水質はイマイチだけど仕方ありません。
大阪への帰り道に電車で行けて、駅から無理なく歩ける海水浴場は多くはないのです。
水尻駅からビーチは目と鼻の先。
水尻駅の改札を降り、踏み切りを渡ると国道31号線があり、その横断歩道を渡るとそこはもう海水浴場なのです。
ここまで駅と海が近いのはすごいです。
“海に一番近い駅”で話題の、愛媛県の下灘駅などは高台にあるため、写真ではホームの向こう側に海があるように感じます。
一見“海に一番近い駅”のように見えるけど、高台を降りないと海には行けないため、実際には海まで歩くと数分はかかるのです。
【下灘駅を訪れた時の記事はこちら】
その点、水尻駅の近さはホンモノです。
駅を出て踏切を渡り、踏切の前の道路を横切るともうそこは海。
坂ビーチで泳ぎ、かき氷を食べて帰りの電車ぎりぎりまで遊んでいました。
あとは再び呉線で広島駅へ戻り、大阪へ帰ろうとした時、今回の旅で最後のアクシデントにみまわれることになったのです。
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信号が青にならない!
シャワーを浴びて着替え、海水浴場を出て国道を渡る押しボタン式信号を押した時点で電車の到着時効の5分前。
余裕のはずでした。
なんせ、この横断歩道を渡って踏み切りを越えれば駅はすぐそこだもん。
1分が過ぎ2分が過ぎ、信号は赤のまま。
なんでやねん。
3分が過ぎてもまだ信号は変わりません。
まさか故障!?
さすがに焦りはじめました。
どうしよう
信号無視してしまいたい
でも無理やわ
車が途切れへんねんもん
カンカンカン。
とうとう踏み切りが鳴り始めました。
遮断機がおります。
うっそー!
電車来たやん!?
この電車に乗り遅れると次の電車は1時間後です。
乗り遅れるわけにはいきません。
私たちには、6時までにどうしても帰りたい理由があったのです。
息子が、野球の夕方練習に参加したがっていたんですね。
休んでもどうということはないのですが、休み慣れていない野球小僧の息子にとっては重大問題でした。
発車まで後1分。
その時、やっと信号が青に!
「行くぞ~❗」
信号をダッシュで渡り、生まれて初めて遮断機の降りている信号を突っ切り(ケーサツの皆様許して下さい。もう時効です)、無人の改札を駆け抜けました。
息子の
「切符買えへんの!?」
と言う声に、
「後で払う!」
と叫び、子どもらを引き連れ、ホームまでの階段を駆け上り駆け降り、電車の運ちゃんに
「待って~❗」
と手を振り、ぎりぎりセーフで飛び乗りました。
ふう、間にあった~。
無事に乗り込み電車は発車。
見ると、私達に続けとばかりに踏み切りを乗り越えてきた若いお姉ちゃん軍団は階段を降りている途中でした。
階段駆け上れなかったのかな。
しまなみ海道で鍛えた足腰の勝利かしら♥
そして広島駅へ戻り一路大阪へ。
京橋駅で恒例の(といっても2回目だけど)ジューススタンドでジュースを飲み、ああ帰ってきたなと実感した3人でした。
1日目
大阪→明石→尾道
2日目
尾道→向島→因島→生口島
3日目
生口島→大三島→伯方島→大島→今治
4日目
今治→松山→宮島→広島
5日目
広島→水尻→大阪
以上、私と息子とKくん3人の、いきあたりばったりの旅日誌第2弾でした。
私の希望のグルメも堪能(明石焼き、焼き豚目玉焼き丼、せんざんき、今治焼鳥、穴子飯、広島焼き)し、息子の希望のサイクリングは、もう2度とサイクリングをしたくなくなるほどこぎまくり、K君も夏休みの宿題で提出した銭湯の自由研究が最高ランクのSをもらって、それぞれ最高に充実した数日間となりました。
息子のもう一つの希望“釣り”ですが、残念ながらこれは実現しませんでした。
海だらけなのだから海釣り場ぐらいいくらでもあるだろうと思っていたのが大間違い。
海だらけだからこそ、わざわざ釣り場をもうけていないようで、あっちこちの防波堤や港で釣糸を垂らす人はいても、釣り場は見当たらなかったのです。
釣りはまた来年ね、ということで、3人の夏休みの旅は第3弾へと続きます。
翌年決行した第3弾もまた、ハプニングの連続なのですが、そのようすはいずれまた♥
坂ビーチにあった貼り紙。
注意すべきはクラゲではなく牡蠣というのが、いかにも広島の海っぽい。
旅日誌しまなみ海道編はこちら
【①大阪~明石~尾道】
【②尾道~向島~因島】
【③因島~生口島~大三島~伯方島】
【④大島~今治】
【⑤今治~宮島~ヒロシマ】
最後はやっぱり、海
こんにちは、たき子です。
私と息子と息子の友達K君による、しまなみ海道の旅、最終日5日目の後半です。
原爆ドーム、平和記念公園を後にし、最後に向かったのは海でした。
前日、子ども達に
「最後にどこに寄りたい?」
と聞くと、声を揃えて
「海!!」
はいはい、海で遊びたいよね。
やっぱりそうよね。
というわけで、今回の旅行中4回目の海水浴へ。
帰り道に行きやすい海水浴場を探し、JR呉線の“水尻駅”近くの『坂ビーチ』へ。
呉線は単線で、電車のドアが手動式なことに子ども達は興味津々。
シュパーッと開いてシュパーッと閉まるドアしか知らないものね~。
本当に海に近い下尻駅
坂ビーチは広島市内から一番近い海水浴場です。
水質はイマイチだけど仕方ありません。
大阪への帰り道に電車で行けて、駅から無理なく歩ける海水浴場は多くはないのです。
水尻駅からビーチは目と鼻の先。
水尻駅の改札を降り、踏み切りを渡ると国道31号線があり、その横断歩道を渡るとそこはもう海水浴場なのです。
ここまで駅と海が近いのはすごいです。
“海に一番近い駅”で話題の、愛媛県の下灘駅などは高台にあるため、写真ではホームの向こう側に海があるように感じます。
一見“海に一番近い駅”のように見えるけど、高台を降りないと海には行けないため、実際には海まで歩くと数分はかかるのです。
【下灘駅を訪れた時の記事はこちら】
その点、水尻駅の近さはホンモノです。
駅を出て踏切を渡り、踏切の前の道路を横切るともうそこは海。
坂ビーチで泳ぎ、かき氷を食べて帰りの電車ぎりぎりまで遊んでいました。
あとは再び呉線で広島駅へ戻り、大阪へ帰ろうとした時、今回の旅で最後のアクシデントにみまわれることになったのです。
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信号が青にならない!
シャワーを浴びて着替え、海水浴場を出て国道を渡る押しボタン式信号を押した時点で電車の到着時効の5分前。
余裕のはずでした。
なんせ、この横断歩道を渡って踏み切りを越えれば駅はすぐそこだもん。
1分が過ぎ2分が過ぎ、信号は赤のまま。
なんでやねん。
3分が過ぎてもまだ信号は変わりません。
まさか故障!?
さすがに焦りはじめました。
どうしよう
信号無視してしまいたい
でも無理やわ
車が途切れへんねんもん
カンカンカン。
とうとう踏み切りが鳴り始めました。
遮断機がおります。
うっそー!
電車来たやん!?
この電車に乗り遅れると次の電車は1時間後です。
乗り遅れるわけにはいきません。
私たちには、6時までにどうしても帰りたい理由があったのです。
息子が、野球の夕方練習に参加したがっていたんですね。
休んでもどうということはないのですが、休み慣れていない野球小僧の息子にとっては重大問題でした。
発車まで後1分。
その時、やっと信号が青に!
「行くぞ~❗」
信号をダッシュで渡り、生まれて初めて遮断機の降りている信号を突っ切り(ケーサツの皆様許して下さい。もう時効です)、無人の改札を駆け抜けました。
息子の
「切符買えへんの!?」
と言う声に、
「後で払う!」
と叫び、子どもらを引き連れ、ホームまでの階段を駆け上り駆け降り、電車の運ちゃんに
「待って~❗」
と手を振り、ぎりぎりセーフで飛び乗りました。
ふう、間にあった~。
無事に乗り込み電車は発車。
見ると、私達に続けとばかりに踏み切りを乗り越えてきた若いお姉ちゃん軍団は階段を降りている途中でした。
階段駆け上れなかったのかな。
しまなみ海道で鍛えた足腰の勝利かしら♥
そして広島駅へ戻り一路大阪へ。
京橋駅で恒例の(といっても2回目だけど)ジューススタンドでジュースを飲み、ああ帰ってきたなと実感した3人でした。
1日目
大阪→明石→尾道
2日目
尾道→向島→因島→生口島
3日目
生口島→大三島→伯方島→大島→今治
4日目
今治→松山→宮島→広島
5日目
広島→水尻→大阪
以上、私と息子とKくん3人の、いきあたりばったりの旅日誌第2弾でした。
私の希望のグルメも堪能(明石焼き、焼き豚目玉焼き丼、せんざんき、今治焼鳥、穴子飯、広島焼き)し、息子の希望のサイクリングは、もう2度とサイクリングをしたくなくなるほどこぎまくり、K君も夏休みの宿題で提出した銭湯の自由研究が最高ランクのSをもらって、それぞれ最高に充実した数日間となりました。
息子のもう一つの希望“釣り”ですが、残念ながらこれは実現しませんでした。
海だらけなのだから海釣り場ぐらいいくらでもあるだろうと思っていたのが大間違い。
海だらけだからこそ、わざわざ釣り場をもうけていないようで、あっちこちの防波堤や港で釣糸を垂らす人はいても、釣り場は見当たらなかったのです。
釣りはまた来年ね、ということで、3人の夏休みの旅は第3弾へと続きます。
翌年決行した第3弾もまた、ハプニングの連続なのですが、そのようすはいずれまた♥
坂ビーチにあった貼り紙。
注意すべきはクラゲではなく牡蠣というのが、いかにも広島の海っぽい。
旅日誌しまなみ海道編はこちら
【①大阪~明石~尾道】
【②尾道~向島~因島】
【③因島~生口島~大三島~伯方島】
【④大島~今治】
【⑤今治~宮島~ヒロシマ】