おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

海老とワカメ入りえんどう豆ご飯 締めは湯づけでサラサラと

保育園の人気メニュー
こんにちは、たき子です。

保育園の調理室で園児のための給食作りをしていた頃、頭を悩ませていたのが食品アレルギー対応でした。

卵、牛乳、小麦粉の3大アレルゲンを含む食材をはじめとして、大豆、各種フルーツ、ナッツ類、ソバなどなど、およそこの世にアレルギーを起こさない食材はないのかと思うほど多岐に渡り、保育園での調理はアレルギー対応食作りとの闘い立ったと言っても過言ではないほどでした。

今回の「海老ワカメ入りえんどう豆ご飯」に使う海老も代表的なアレルギー食材です。

 Everybody エビカニクスで
 エビカニクスでエビカニクスで
 踊っちゃおう

から始まる「エビカニクス」という遊び歌を聞いたことがあるでしょうか。



保育園や幼稚園などで人気の楽曲で、エビやカニを模したチョキチョキポーズをしながらエアロビックに歌い踊る、リズミカルで楽しい歌です。

この「エビカニクス」の歌詞にでてくるのが、

 エビもカニも甲殻類
 見た目はとってもグロテスク
 日本人なら大好きさ
 でもアレルギーの人食べられない

という一節です。
子ども向けの歌のわりにシュールやなあ、と驚きつつも面白く感じたものですが、2007年にこの部分の歌詞は変更されているそうです。
ちょっと残念。

こうしたアレルギー食材を使っても、わざわざ献立に取り入れたこだわりの「海老とワカメ入りえんどう豆ご飯」。

かつて働いていた保育園の給食で出されていた献立です。

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えんどう豆だけでもじゅうぶん季節を感じる献立なのですが、そこに海老、ワカメまで入れちゃう。
季節感てんこ盛りの、見た目も鮮やかな春の混ぜご飯を『海老とワカメ入りえんどう豆ご飯』レシピをどうぞ~♪


レシピ
『海老とワカメ入りえんどう豆ご飯』




材料》3合分

 ご飯に入れる材料

 米       3合
 うすいえんどう 300g(3カップ)
         サヤつきで約800g
 水       3合のご飯を炊く分量
 塩       小さじ1

 後から混ぜる材料

 海老   中サイズ6尾
 新ワカメ カップ1/2
 薄口醤油 大さじ1
 みりん  大さじ1

作り方

①豆ご飯を炊く。
豆ご飯の炊き方は【豆ご飯を簡単に色よく炊きあげる】を参照してください。
あとで味をつけた海老とワカメを混ぜ込むため、塩加減は控えめにします。ご飯を炊く水も若干控えめにします。



②ご飯を炊いている間に混ぜ込む具を用意します。
海老は殻を背ワタを取って殻をむき、1cm位に切る。
ワカメは食べやすい大きさに切る。

③みりんと薄口醤油を火にかけ、海老を入れる。
火が通ればワカメを入れサッと煮る。





④炊き上がったご飯に具を汁ごと入れ混ぜれば出来上がりです。

 


時にはこういった、趣向を凝らした豆ご飯も気分が変わって楽しいですよね。


締めはぜひ湯づけで

お湯をかけて湯づけに♥



ご飯と豆と海老とワカメを同時にサラサラ喉に流し込むと、豆の甘味と海老の旨味とほどけたご飯とツルんとしたワカメが塩味で引き立って、いくらでも食べられますよ~♪

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