おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

魚を捌けなくても大丈夫『サバの筒煮』と副菜は『菜の花の豚しゃぶ和え』で決まり♪

魚を捌くのが苦手

こんにちは、たき子です。

私は一応調理師なのですが、魚を捌くのが苦手です(>_<)
3枚おろしなどは、

骨にこんなに身が残ってる~~ 汗

ってレベルのダメダメ。

魚を上手くかっこよく捌きたいと思って立派な出刃包丁を買ってみたものの、アジフライの豆アジ位しか捌かないものだから、出刃包丁を出すまでもないのです…。

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そんな、あまり使われなくて可哀想な出刃包丁ですが、とうとう出番ですよ!

おっきな丸ごとのサバ。
これを出刃包丁でぶったぎる日が来たのです!


ぶつ切りにするだけ

土井善晴さんの『サバの筒煮』なら3枚におろす必要はありません♪

骨ごとダーンとぶつ切りにしてガーッと煮るだけでできる単純明快な家庭料理です。

ご飯に合わないはずがない『サバの筒煮』レシピをどうぞ~♪


レシピ
 土井善晴『サバの筒煮』




講師 : 土井善晴(家庭料理研究家)
※写真はブログ主によるものです

材料

 サバ  1匹
 生姜  40g

 煮汁の材料
  水  カップ1
  酒  カップ1/2
  醤油 カップ1/2
  砂糖 大さじ4


作り方

①生姜はキレイに洗い、皮つきのまま千切りにする。
サバは包丁の背でウロコをこそげ取る。



②頭の付けねと胸ビレの間に垂直に包丁を入れてぐるりと回し身を切る。
尾ビレを押さえて頭を一気に引っ張るとエラと内蔵が引き抜くことができる。

血をキレイに水洗いし、水気を丁寧に拭いておく。



③3㎝のぶつ切りにする。



④鍋に煮汁の材料を入れて中火にかけ、生姜の半量を入れる。



⑤沸騰したらサバを入れる。



⑥残りの生姜も加え、煮汁をかける。



最初に煮汁をかけることで、サバの表面が白くなって固まり、旨味が閉じ込められます。



⑦落し蓋をして煮る。



⑧当時煮汁をかけながら約15分煮れば完成です。




テクらず作れます♪

魚の煮方っていろいろなやり方がありますよね。

最初に酒と砂糖でふっくらさせてから醤油を入れる…なんていうテクのいる煮方もあって、私もこのブログで紹介したことがあります↓↓

あさイチ流『フエフキダイの煮付け』の記事はこちら


 フエフキダイの煮付け

 これはこれで、とっても美味しいんだけど、急いでる時や疲れてる時なんかは神経使ったレシピはしんどいのです。

その点このレシピなら、テクらず、何も考えずにガーッと煮たいっていう時にはピッタリ!

簡単だけどポイントは押さえられているので生臭さもないし美味しいんですよ~♪



ただし、骨はたくさん残っています。
骨を取って食べるのが苦手な人向きではないですね~。


おすすめ料理本
 『マンガ お料理再発見!

この『サバの筒煮』は土井善晴さんの料理本『マンガ お料理再発見!』に掲載されていたレシピです。



マンガ お料理再発見!』は、土井義晴さんに漫画家の小波田えまさんが料理を教わり、漫画仕立てで解説している料理本。

おにぎりやカレー、酢豚など、和洋中を問わず家庭料理を中心に掲載されているのです。




副菜には
 『菜の花の豚しゃぶ和え』


土井善晴さんのレシピではありませんが、こんな副菜はいかがでしょう。
味の濃いサバの煮付けにぴったりの薄味の和え物、

菜の花の豚しゃぶ和え』です。



真冬だというのに、八百屋では早くも春の訪れを感じさせる菜の花が。
萎びかけていたため100円で入手できました!

少しぐらい萎びていても、水に放ってやればシャキッと生き返ります♪
(水に浸けすぎたら咲いてしまいます…)
せっかく行き返ったたところを茹でちゃうわけですが(^^;

『菜の花の豚しゃぶ和え』のレシピはこちら

保育園の調理室で働いていた時にも大人気。

菜の花の苦味が豚で緩和され、全年代で人気の超おすすめレシピです。
こちらも、ぜひ一度作ってみてくださいね♪

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この他の土井善晴さんのレシピはこちら

おいなりさん
里芋と鶏肉のシチュー
黄金色!『タラのビール揚げ』
ご馳走『タルタルサラダ』
さっくりフワフワ『お好み焼き』
万願寺唐辛子のいり煮
舞茸そぼろ


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12月11日(火)


猿も木から落ちる