おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

ボールルームダンスを極めたくて ②


レッスンのシステム


こんにちは、たき子です。

『ボールルームダンスを極めたくて①』で書いたように、数ヶ月前私は、3年間続けていたフラダンスを辞め、ボールルームダンス教室に通い始めました。


私が通い始めた教室では、初心者の団体レッスンは週に一度50分間です。
1レッスンで2種目を25分ずつ。これを2か月間習います。
モダン2種目を2か月教わったら次はラテン2種目というように、モダンとラテンを2か月サイクルで交互に教わるのです。


団体レッスンといっても、私の通っている教室では今のところ、多い日で3人の少人数です。
1人だけの時もあり、先生を独り占めできてお得感があります。


授業料は月単位で支払っても、一回一回支払ってもどちらでも構いません。
ありがたい事に、入会金も不要で比較的リーズナブルかと思います。
もちろん、教室によって様々なシステムがあり、有名な先生の教室などは料金も高いようですが。


個人レッスンを受けている小学生や高齢のご夫婦などもおり、フロアを共有して教わったりもします。



「モダン」と「ラテン」




ボールルームダンス、いわゆる社交ダンスは2種類に分かれています。


モダン種目

 ワルツ
 タンゴ
 スローフォックストロット
 ウインナーワルツ
 クイックステップ


競技会などで競われるモダンダンスは以上5種目です。
この他、パーティーなどで踊るブルースもモダンダンスです。


男性はタキシード、女性はロングドレスで、舞踏会で踊る男女をイメージしていただければ良いかと思います。


ラテン種目

 ルンバ
 サンバ
 チャチャチャ
 パソドブレ
 ジャイブ



競技会で競われるラテンダンスは以上5種目です。
この他、ジルバやマンボなどもラテンダンスです。


上品で格調高いモダンに対し、情熱的な踊りが多いです。衣装も、男女共に体にフィットしているのが大半です。

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いよいよレッスン開始 
    ワルツタンゴ


スタートしたのがモダンの月だったので、最初にワルツとタンゴを教わることになりました。


まずはワルツ。ボックスという基本の足形を習います。
ワルツはスイングが重要で、3拍子のリズムに乗り、ヒールの上げ下げを伴った流れるような回転の動きが特徴です。

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先生を見ながら皆でステップを踏む、それから1人ずつ先生と組んで踊る、ということを繰り返します。


約25分間ワルツを教わったら、後半はタンゴです。


タンゴは2拍子のリズムで直線的でシャープなダンスです。足を強く踏む、首を速く動かすなど独特のアクションが特徴です。

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タンゴもワルツ同様、基本の足形を練習し、順番に先生と組んで踊ります。


ワルツもタンゴも、基本の姿勢や体幹の使い方を丁寧に教わりながら基本の動きを覚えていきます。そうして覚えたら次の動きを教わり、徐々にステップアップしてゆきます。


1レッスン50分はあっという間で、物足りなさを感じますが、週1回以上通う時間も、個人レッスンを受ける財力もありません。


次の週には教わったことの半分ぐらいは忘れていますが、それでも1か月ほどたったころには少しずつ体が自然に動くようになってきました。



始めてみて感じたフラダンスとの違い


ボールルームダンスとフラダンス。全く違うダンスなので、一概に比較はできませんが、始めてみて感じたことをいくつかあげてみます。


フラダンスの団体レッスンは、基本的に先生が前で踊り、生徒が真似をするスタイルです。人数が少ないといいのですが、私の通っていたフラダンス教室は多いときには狭いフロアに10人以上の生徒がおり、指導が行き届きにくく物足りないこともありました。
これに対しボールルームダンスは組んで踊るダンスなので、先生に基本の足運びなどを教わり練習した後、一人一人と組んで踊ります。
その分、ボールルームダンスのほうが時間密度が濃く感じました。


フラダンスは上級者になればソロで踊ることもありますが、多くは団体でステージに出ます。
団体ですから、揃っていることはとても重要です。お揃いの衣装で一緒にステージに出るということで仲間意識も強く生まれます。
皆で達成感を味わいたい人には向いているのではないかと思います。


フラダンスは曲ごとに振り付けが決まっており、手は手話のように歌詞を表現します。体全体で音楽を表現するのです。
ボールルームダンスは曲に合わせてペアで楽しむダンスです。曲を表現するというより曲を楽しむダンスなのだと思います。
基本の動き、バリエーションをペアで自由に組み合わせてゆくダンスなので、振り付けという感覚とはちょっと違うのかなと思います。




まとめ


私の通っていたフラダンス教室では、フラダンスは単なるダンスではなく、ハワイの文化だという事を先生が強調しておっしゃられました。
振り付けや衣装などの全ては、フラという文化からはみ出すことは許されないのだと。そういう厳粛さを求められていました。


髪も伸ばすよう言われますし、曲ごとにドレスの色、レイの花の種類などなどフラの文化をはみ出さないよう細かく決められています。


スポーツセンターや公民館などで行われるフラダンス講習ではそういう堅苦しさはありませんが、教室に入りお弟子さんという立場になると、こうしたハワイの文化を理解することは大切なこととなります。
ハワイの文化と伝統を守る、それ自体は素晴らしいことだと思います。
ハワイが大好きでフラの世界に染まりたい人にはいいかもしれません。


ただ、私には窮屈でした。
職場や息子のスポーツ活動での父母会など、世の中は決まりごとで満ちあふれています。
楽しむために始めたダンスにまで、決まりごとで縛られたくはなかったのです。
協調性に欠け団体行動が苦手な私向きではないと思いました。


もっとわがままに、好き勝手に楽しみたい。
アカンかったらやめればいいし、という気持ちもあります。
やる限りは不退転で!などという大層な志は持っていません。
私にとっては、楽しめないと意味がないのです。


ボールルームダンスでそれが実現できるかはわかりません。これから先、面倒なことも出てくるかもしれません。加えて、私は飽きっぽい性格です。


けど、今は楽しいので、上手くなりたい、続けてゆきたいと思っています。
私のボールルームダンスの世界はまだ始まったばかりです。

この他の『ボールルームダンスを極めたくて』の記事はこちら

①ボールルームダンスを始めた理由
③競技会出場のお誘い
④初めてのパーティ
⑤初めての競技会観戦
⑥足トラブルその1・足親指の付け根が痛い
⑦足トラブルその2・整骨院へ
⑧足トラブルその3・整形外科へ
⑨足トラブルその4・整骨院を変える
⑩足トラブルその5・ランニングシューズを買う



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