おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

めずらし食材『スイスチャード?』①葉を煮浸しで

『赤チシャ』として売られていた

こんにちは、たき子です。

今回のめずらし食材はこれ。



多分『スイスチャード』。

なぜ“多分”なのかというと、スイスチャードかどうか確信が持てないからです(笑)。

いいかげんなもんですね~。

でもね、京橋の商店街でこの赤い菜っぱを買った時、店頭の札にはスイスチャードではなく、『赤チシャ』と書かれていたんですよ~。



ちょうど裏返っていて見えませんが、『赤チシャ』ってね、確かに書かれてあったんです。

めずらしい菜っ葉やな~と思って、お店の人に聞くと、葉はお浸しにして、茎は炒め物なんかがいいよっていうので、一束買って帰りました。

1束たったの30円なんですよ!
安~い♥

で、帰って調べてみると、どうも『赤チシャ』ではなさそうだぞ、と。

赤チシャ』とは、サニーレタスのことなのだそうで、この葉っぱは道みてもサニーレタスにはあらず(笑)。



なんやろうと思って調べてみると、『スイスチャード』っていう野菜よく似てるんですね~。

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スイスチャードとは

スイスチャードとはフダンソウ(不断草)とも呼ばれ、ビートを葉菜として改良したものだそうです。

ホウレン草に似た味で、大阪では『うまい菜』とも呼ばれる…

…ん?『うまい菜?』

『うまい菜』は確か横に並んであったぞ。



もしや、『うまい菜』と書こうとしていた?

…まあ、いいや。
赤チシャでもうまい菜でもスイスチャードでも。

多分『スイスチャード』と思われる菜っ葉の、まずは葉を煮浸しにしてみましたので、レシピをどうぞ~♪


レシピ
『スイスチャード葉の煮浸し』



材料

 スイスチャード 1束
 高野豆腐厚揚げ 1枚

 だし汁     200ml
 薄口醤油    大さじ1
 みりん     小さじ1


作り方

①スイスチャードは洗い、葉と茎を分ける。
高野豆腐はぬるま湯で戻して一口サイズに切る。



②だし汁を煮立て、薄口醤油とみりんで味をつけた中に、高野豆腐を入れて3~4分煮る。

③食べやすい大きさに切ったスイスチャードの葉を入れ、さっと煮れば完成です。




赤い色が汁に溶けだして、キレイというよりちょっと毒々しくも感じるのですが…。



食べてみると、意外とクセがない!

しかも味は、息子も、

「えっ?ホウレン草とちゃうの?」

と間違うぐらい、ホウレン草そっくり!

やっぱりこれ、スイスチャードですよね?

いやいや、アバウトやわ~(笑)。
京橋の八百屋さんてば。

以上、今日はスイスチャードの葉を使って煮浸しを作りました。

明日は、茎を使った料理をご紹介させていただきますので、よければまた覗いてみて下さいね~♪

『スイスチャード茎のあんかけソバ』の記事はこちら


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本日の日めくりカレンダーです。

4月5日(木)


魚心あれば水心

相手が自分を好きになってくれたら自分も相手を好きになるという意味。

または、誰かのことを考えてあげれば相手も同じように考えてくれるという意味。