おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

大阪市の小学校給食を作る『ビビンバ』

小学校給食の人気献立

こんにちは、たき子です。

元大阪市小学校給食調理員による再現レシピ、今回の献立は『ビビンバ』です。

ビビンバは、まぐろのオーロラ煮カレーライス変わりピザなどに次ぐ人気献立のひとつで、お代わり必至、残食ゼロ。

たっぷり野菜と挽き肉を使っているため、栄養のバランスがよくてお財布にも優しい、学校給食流ビビンバのレシピをどうぞ~♪

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大阪市小学校給食再現レシピ
『ビビンバ』



材料》3~4人分

     
 合挽き肉    200g
 ニンニク    1かけ
  砂糖     大さじ1
  酒      小さじ1
  醤油     小さじ2
  コチュジャン 小さじ1/4
  ごま油    小さじ1/2

ナムル   
 キュウリ    1本半
 人参      1/3本
 切り干し大根  20g
  白ごま    小さじ1
  砂糖     小さじ2
  塩      少々
  醤油     大さじ1
  ごま油    小さじ1/2
 
作り方

    

①フライパンにごま油を敷き、みじん切りにしたニンニクを入れて香りが出たら挽き肉を入れ炒める。



②じゅうぶん炒まれば調味料で味付けする。



 ナムル 

①切り干し大根は洗い、ぬるま湯で戻す(15分位)。
人参とキュウリは細切りにする。
タレの材料を全て合わせてよく混ぜておく。



②湯を沸かし、切り干し大根を好みの硬さに茹でる(約1分)。



同じ湯でキュウリをさっと茹で、ニンジンも食べやすい硬さに茹で、それぞれ引き上げて水を切る。



③水分をしぼった野菜にタレをからめる。




 仕上げ 

ご飯をよそい、肉とナムルを乗せれば完成です。


春と秋では具材が変わる

大阪市小学校給食では、だいたい年に2回ビビンバか登場します。

今日ご紹介したのは、実は春のビビンバ
かといって、特に春っぽい材料は使っていないので、一年中オッケーです。

秋のビビンバでは、キュウリ切り干し大根の変わりに、ホウレン草大根もやしになります。

どっちも美味しいのですが、私は春バージョンがお気に入り。
切り干し大根なら栄養価が高いし、常備しておけるし、何より切らなくていいですから(笑)。

あ、切り干し大根の戻し汁は捨てないで下さいね。
甘くて美味しいんです。
ビビンバと共に作った茄子の味噌汁に戻し汁を使ったら、ただの味噌汁が倍、美味しくなりました♥

なお、学校給食現場では、タレやごまなども加熱が義務付けられています。
このため給食の手順書ではナムルのタレも加熱し、ゴマも煎りますが、このレシピでは、ご家庭ですぐに食べることを前提としているため、その工程は省いています。

また、給食では卵は乗せませんが、お家では目玉焼きや温泉卵などを乗せても美味しいですよね。
しっかり火を通しており、汁気もないのでお弁当にもぴったりですよ~♪

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