大阪市の小学校給食を作る『冬野菜のカレーライス』
3学期の給食スタート
こんにちは、たき子です。
元大阪市の小学校給食調理員による給食再現レシピです。
3学期が始まりましたね~。
大阪市小学校給食では、節分や端午の節句などの行事献立が年に何回か提供されますが、1月に関しては、数日にわけて正月料理が登場します。
出されるのは、
栗きんとん
黒豆
ごまめ
白味噌雑煮
今日もどこかの小学校でこのうちのどれかを食べているのかもしれません。
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“かもしれない”と、あいまいな書き方をした理由は、個別に調べなければ献立の提供日はわからないからです。
大阪市がホームページで公表している献立表には、ひと月に提供される献立の一覧と調理法しか掲載されておらず、日付別の献立表はありません。
なぜなのか。
実は、大阪市の給食は5ブロックに分かれているからなんです。
近い区を組み合わせて5つのブロックを作って、1~5のブロックの献立提供日をずらしているんですね。
例えばハヤシライスは旭区では5日に出されるけど平野区では10日に出される…というような具合です。
1か月のトータルでみると同じものを食べているのですが、食べる日は違う。
やはり大阪市が大所帯のため、こうしたやり方になっているのでしょうか。
“おせちもいいけどカレーもね”
このCMを知っている人は、昭和生まれ確定!
ちょっと強引なフリでしたが、今日ご紹介させていただく給食献立は、「冬野菜のカレーライス」です。
以前、夏野菜のカレーライスをご紹介させていただいた時に、人気のカレーライスの中でもテンションが上がりにくいのが「夏野菜のカレー」と「冬野菜のカレー」なのだとお話しした、そのテンション低めの『冬野菜のカレーライス』です。
「夏野菜のカレー」の野菜はナス、ピーマン、カボチャ、トマト、玉ねぎ。
『冬野菜のカレー』に入る野菜は、大根、レンコン、ニンジン、玉ねぎ。
ジャガイモは入っていません。
ジャガイモじゃなくて大根とレンコンです。
カレーに大根!?
そうなんです。
カレーに大根なんです。
しかも、大根ってカレーに入れちゃうと、見た目はジャガイモみたいに見えますから、口に入れてから
“だまされた!”
で、テンション下がっちゃう。
そんな、子ども達にとっては、ちょっぴり微妙な『冬野菜のカレーライス』レシピをどうぞ~♪
大阪市小学校給食再現レシピ
『冬野菜のカレーライス』
《材料》3~4人分
牛うすぎり肉 200g
大根 100g (1/4本)
レンコン 100g (中サイズ1/2本)
ニンジン 50g (1/2本)
ニンニクすりおろし 小さじ1
生姜すりおろし 小さじ1
油 小さじ1/2
カレールー 65g (1/2箱)
塩 ひとつまみ
水 500ml
《作り方》
①大根とニンジンは角切り、レンコンは一口大、玉ねぎは大切り、ニンニクと生姜はみじん切りにする。
②鍋に油を入れ、ニンニクと生姜を入れて弱火で炒める。
③香りが出たら肉を炒める。
④肉の色が変われば、玉ねぎ、ニンジン、大根、レンコンの順にさらに炒める。
⑤炒まれば、水を入れて煮込む。
⑥煮えれば、火を止めてカレールーを入れて溶かし、溶ければ再度火にかけて弱火で煮込み、塩で味を整えれば完成です。
《ポイント》
・大根を口に入れた時に感じる水っぽさが、この献立の最大の残念ポイント。
これを解消するために、大根は小さめに切るのがコツです♪
肉は牛肉!合挽も良いかも
大阪市小学校給食の普通のカレーは、鶏や豚や牛いろいろ出てきますが、この冬野菜のカレーに関しては、牛肉が合います。
大根の水っぽさを緩和し、レンコンのクセの強さに対抗するには豚や鶏では役不足。
安い切り落としの牛肉でじゅうぶんなので、ぜひ牛肉作ってみて下さいね♥
今思い付きましたが、材料に絡みやすい挽き肉なんかもいいかもしれません。
そう、きっと合う!
合挽肉で作れば価格もお手軽だし、今度試してみますね~♪
その他の大阪市小学校給食再現レシピ
【和風の煮物】
【ひじき豆】
【スープ煮】
【まぐろのオーロラ煮】
【すき焼き煮】
【高野豆腐の炒り煮 】
【切り干し大根の炒め煮】
【りんごのクラフティ】
【かぼちゃのクリームシチュー】
【もずくとオクラのとろり汁】
【冬瓜のうま煮】
【夏野菜のカレーライス】
【ビビンバ】
【変わりピザ】
【白菜のクリーム煮】
【鶏肉の○○焼き・7種】
【電子レンジで作れる『中華おこわ』】
本日の日めくりカレンダーです、
1月11日(木)
『人の心は面の如し』
人の顔がそれぞれ違っているように、人の心も同じではないという諺だそうです。
“みんな違ってみんないい”みつお、って感じ?
…ちょっと違うな…!
今日は鏡開き。
おかがみ餅、開いて食べようと思います♥
こんにちは、たき子です。
元大阪市の小学校給食調理員による給食再現レシピです。
3学期が始まりましたね~。
大阪市小学校給食では、節分や端午の節句などの行事献立が年に何回か提供されますが、1月に関しては、数日にわけて正月料理が登場します。
出されるのは、
栗きんとん
黒豆
ごまめ
白味噌雑煮
今日もどこかの小学校でこのうちのどれかを食べているのかもしれません。
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“かもしれない”と、あいまいな書き方をした理由は、個別に調べなければ献立の提供日はわからないからです。
大阪市がホームページで公表している献立表には、ひと月に提供される献立の一覧と調理法しか掲載されておらず、日付別の献立表はありません。
なぜなのか。
実は、大阪市の給食は5ブロックに分かれているからなんです。
近い区を組み合わせて5つのブロックを作って、1~5のブロックの献立提供日をずらしているんですね。
例えばハヤシライスは旭区では5日に出されるけど平野区では10日に出される…というような具合です。
1か月のトータルでみると同じものを食べているのですが、食べる日は違う。
やはり大阪市が大所帯のため、こうしたやり方になっているのでしょうか。
“おせちもいいけどカレーもね”
このCMを知っている人は、昭和生まれ確定!
ちょっと強引なフリでしたが、今日ご紹介させていただく給食献立は、「冬野菜のカレーライス」です。
以前、夏野菜のカレーライスをご紹介させていただいた時に、人気のカレーライスの中でもテンションが上がりにくいのが「夏野菜のカレー」と「冬野菜のカレー」なのだとお話しした、そのテンション低めの『冬野菜のカレーライス』です。
「夏野菜のカレー」の野菜はナス、ピーマン、カボチャ、トマト、玉ねぎ。
『冬野菜のカレー』に入る野菜は、大根、レンコン、ニンジン、玉ねぎ。
ジャガイモは入っていません。
ジャガイモじゃなくて大根とレンコンです。
カレーに大根!?
そうなんです。
カレーに大根なんです。
しかも、大根ってカレーに入れちゃうと、見た目はジャガイモみたいに見えますから、口に入れてから
“だまされた!”
で、テンション下がっちゃう。
そんな、子ども達にとっては、ちょっぴり微妙な『冬野菜のカレーライス』レシピをどうぞ~♪
大阪市小学校給食再現レシピ
『冬野菜のカレーライス』
《材料》3~4人分
牛うすぎり肉 200g
大根 100g (1/4本)
レンコン 100g (中サイズ1/2本)
ニンジン 50g (1/2本)
ニンニクすりおろし 小さじ1
生姜すりおろし 小さじ1
油 小さじ1/2
カレールー 65g (1/2箱)
塩 ひとつまみ
水 500ml
《作り方》
①大根とニンジンは角切り、レンコンは一口大、玉ねぎは大切り、ニンニクと生姜はみじん切りにする。
②鍋に油を入れ、ニンニクと生姜を入れて弱火で炒める。
③香りが出たら肉を炒める。
④肉の色が変われば、玉ねぎ、ニンジン、大根、レンコンの順にさらに炒める。
⑤炒まれば、水を入れて煮込む。
⑥煮えれば、火を止めてカレールーを入れて溶かし、溶ければ再度火にかけて弱火で煮込み、塩で味を整えれば完成です。
《ポイント》
・大根を口に入れた時に感じる水っぽさが、この献立の最大の残念ポイント。
これを解消するために、大根は小さめに切るのがコツです♪
肉は牛肉!合挽も良いかも
大阪市小学校給食の普通のカレーは、鶏や豚や牛いろいろ出てきますが、この冬野菜のカレーに関しては、牛肉が合います。
大根の水っぽさを緩和し、レンコンのクセの強さに対抗するには豚や鶏では役不足。
安い切り落としの牛肉でじゅうぶんなので、ぜひ牛肉作ってみて下さいね♥
今思い付きましたが、材料に絡みやすい挽き肉なんかもいいかもしれません。
そう、きっと合う!
合挽肉で作れば価格もお手軽だし、今度試してみますね~♪
その他の大阪市小学校給食再現レシピ
【和風の煮物】
【ひじき豆】
【スープ煮】
【まぐろのオーロラ煮】
【すき焼き煮】
【高野豆腐の炒り煮 】
【切り干し大根の炒め煮】
【りんごのクラフティ】
【かぼちゃのクリームシチュー】
【もずくとオクラのとろり汁】
【冬瓜のうま煮】
【夏野菜のカレーライス】
【ビビンバ】
【変わりピザ】
【白菜のクリーム煮】
【鶏肉の○○焼き・7種】
【電子レンジで作れる『中華おこわ』】
本日の日めくりカレンダーです、
1月11日(木)
『人の心は面の如し』
人の顔がそれぞれ違っているように、人の心も同じではないという諺だそうです。
“みんな違ってみんないい”みつお、って感じ?
…ちょっと違うな…!
今日は鏡開き。
おかがみ餅、開いて食べようと思います♥