大阪市の小学校給食を作る『変わりピザ』
人気も手間も5本の指に入る献立
こんにちは、たき子です。
元大阪市の小学校給食調理員による給食再現レシピです。
給食人気ランキングで、まぐろのオーロラ煮、カレーライス、ビビンバなどと同じく常に上位にランクインするのが、今回の『変わりピザ』です。
餃子の皮を使って作ったミニピザのことで、『変わり』と言っても具は特に変わった物は使っていませんが、子どもたには大人気の献立です。
一人一枚なので、
「一枚じゃ足りへん~」
と文句たらたらなのですが、調理員からしてみれば、勘弁して~と言いたいところです。
“ホテルパンに餃子の皮を並べて混ぜた具を乗せチーズをかけて焼く”
手順としてはこれだけなのですが、とにかく数が多いんです。
具を乗せてから足りなかった!というわけにはいきませんから、それぞれの材料を計量し、過不足なく作っていかなければいけません。
例えば1000人分を作る場合、大きなボウル10個に均等に材料を入れ、その1個のボウルをさらに10個の小さいボウルに小分けして、10枚の餃子の皮にスプーンで乗せていく…こうした作業が延々と続くわけです。
調理員を総動員してかかりたいところですが、他にも献立はありますから、ピザ作りにだけ集中できるわけではありません。
手間のかかる献立5本の指に入るであろう変わりピザですが、苦労して作っても、食べる時はたった一口(泣)。
そんな、悲喜こもごもの、大阪市小学校給食の変わりピザレシピをどうぞ~♪
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大阪市小学校給食再現レシピ
『変わりピザ』
《材料》10枚分
餃子の皮 10枚
ツナ缶 50g(小1缶)
ピーマン 20g(小1個)
コーン 50g(冷凍や缶詰など)
シュレッドチーズ 50g
ピザソース 20g(大さじ1・1/2)
《作り方》
①ツナは水分や油分をきっておく。
ピーマンは小さめの細切りにする。
②ツナ、ピーマン、コーン、ピザソースを混ぜる。
③ホテルパンに餃子の皮を並べ②を均等に置く。
④チーズを乗せ、オーブントーストへ。
⑤約3分こんがり焼けば完成です。
ピザソースがなければケチャップでも。
わざわざ買いたくなかったので、私は今回ケチャップにしました。
ケチャップはピザソースより甘いので、量は控えめにしたほうが良いようです。
大阪市の小学校給食の変わりピザは、最近ではコーンのないバージョンもあるようです。
大阪市では、特定の食材に対し1か月内に使える食材の回数が決まっているので、その制限に引っ掛かったのか、予算の問題なのか、別の理由なのかはわかりませんが、コーンは入れたほうが美味しいんじゃないかなー?
ご家庭でも簡単にできますから、餃子の皮が残った時などに作ってみて下さいね♥
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