おばちゃんDays

調理師たき子によるオオサカのおばちゃんブログ

初めての『キウイ酒』仕込み!初夏の保存食第4弾

何か漬けたい!


こんにちは、たき子です。

初夏って、保存食作りの季節ですよね~。

店頭に保存食作りの瓶やアルコールや梅やラッキョウなんかが並びだすと、ワクワクが止まらない!

今年は、梅酒を仕込み、山椒茶と山椒サワーも仕込みました。

『梅酒作り2018』の記事はこちら
『山椒茶(実山椒のハチミツ漬け)』作りの記事はこちら
『山椒サワー』の記事はこちら

でも、なんかもっと漬けた~い♥

こんなとき田舎暮らしなら、

「うちの山でとれたでな~」

なんて言って(どこの方言や?)近所のおばあちゃんが形の悪いビワや木苺なんかをくれたりするんだろうけど、生憎ここはけっこうな都会。

安い食材に目を光らせる!

そんな中見つけたのがこれ。

キウイ5個で130円♪



しかも固くて酸っぱそう~。

果実酒作りには酸っぱいほうが向いているのでちょうどいい♪

その格安のキウイで仕込んだ、今が旬の『キウイ酒』レシピをどうぞ~♪


レシピ『キウイ酒仕込み』



材料

 キウイ  5個(400g)
 氷砂糖  150g
 ホワイトリカー   400g


作り方

①キウイは皮をむき、半分に切る。

②清潔な瓶にキウイと氷砂糖を交互に入れる。



煮沸消毒(水から瓶を入れ沸騰させる)か、大きな瓶の場合はリカーを少量入れて瓶全体にまわし、リカーを捨てます。
私は、簡単に食品用アルコールスプレーで消毒しています。

③ホワイトリカーを注ぎ、フタをすれば完成です。



ラベルに日付を書いておくと便利ですよ~♪

あとは、氷砂糖が溶けるまでの間、1日1回、瓶を優しく揺らして混ぜます。

1ヶ月目から飲めますが、飲み頃は3ヶ月後。
3ヶ月後にはキウイも取りだすそう。

お好みでレモンの輪切りも一緒に漬け込むといいそうですが、今回は入れていません。

3ヶ月後というと、今からだと…9月上旬ですね!
まだ残暑厳しい頃だからキリッと冷やしたキウイが美味しいやろうなあ~♪

キウイ酒は初めてなので楽しみです♥

出来た『キウイ酒』試飲の記事はこちら


キウイを食べるとピリピリします

キウイは、中国原産のマタタビ科。



栄養価がとっても高く、ビタミンC、食物繊維、カリウムなと豊富に含まれています。

特にビタミンCはレモンの4倍!(グリーンキウイの場合)。
サンゴールドキウイは8倍もの含有量だというのですから恐れ入ります。

ところで、キウイを食べると舌がピリピリしませんか?

個人差があり、私はピリピリする派。

この間もスーパーでキウイの試食をやってたんです。
キウイお姉さんが何人も来て、1/2個ずつ大判ぶるまい!

ピリピリするし酸っぱいので、いつもはサンゴールドキウイを買うのですが、久しぶりにグリーンキウイを試食ところ…

 きたーっ!

けっこう強いピリピリで口がシブシブになってしまいました。

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このピリピリは、キウイの“アクチニシン”というタンパク質分解酵素によるものなのだそう。

キウイをむくとヌルヌルしますよね。
あのヌルヌルがアクチニシン

舌は、普段は唾液に含まれるタンパク質で保護されているけど、アクチニシンによってそれが分解されるので過敏になるのだそう。

また、このアクチニシンは、グリーンキウイに多く含まれており、サンゴールドキウイには殆どないらしいです。

今回のキウイ酒に使ったのもグリーンキウイなのですが、キウイ酒はピリピリしないかな~?

居酒屋の生搾りキウイ酎ハイはピリピリしないから(笑)アルコールが混ざれば大丈夫なんですかね~。

ところで、初夏の保存食作り、もう一つ『すもも酒』も仕込みました♥

すもも酒の様子は明日お届けしますので、よければまた覗きにきてみて下さいね~♪

『すもも酒』作りの記事はこちら


この他の保存食作りの記事はこちら

梅酒2017
梅ウイスキー
梅の甘露煮
柿酒
梅酒2018
山椒茶(実山椒のハチミツ漬け)
山椒サワー
キウイ酒
青ジソ酒
新生姜のハチミツ漬け
新生姜酒
レモン酒
青ジソ・レモン・新生姜の組合せ酒
赤ジソ酒
花梨酒
みかん酒
パイナップル酒
柚子酒
金柑酒
スパイス梅酒
実山椒酒
あんず酒
プルーン酒
林檎酒


本日の日めくりカレンダーです。

6月6日(水)


腹八分目に医者いらず

今日は二十四節季の“芒種(ぼうしゅ)”です。
穀物の種を撒く時期なのだそう。

そういえば、ついこの間、息子の野球の引退で和歌山駅に行った時、田植えが終わったばかりの田んぼがキレイだったな~。